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【Google AdWords】購買意向の高いユーザーは御社の商品にも購買意向が高い?

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2014年4月よりGDNのインタレストに新セグメント『購買意向の強いユーザー層(ROI)』が追加されました。

購買意向の強いユーザー層のセグメントとは
特定の商品やサービスに似たものを調べていたり購入しようと積極的に考えているユーザーにリーチするためのターゲティング手法になります。
ユーザーが訪問した回数や、サイトのコンテンツなどをGoogleが分析しリスト化します。

実際には何を基準に『購買意向が高い』と判断しているかは分かりづらい部分ではありますが、ヘルプセンターの回答によるとショッピングサイトに訪れた回数とかよりも、カートまで至った回数などを重視しているようです。

利用可能なセグメント

  • 自動車
  • 家電
  • コンピュータ、周辺機器
  • 消費者向けソフトウェア
  • 住居、庭
  • 金融サービス
  • 教育
  • 通信
  • 幼児、子供向け製品
  • 旅行

ECサイト向けのセグメントかと思っていましたが、予想外なセグメントと言った感じですね・・・

実際に設定・配信してみました

クライアントはリンゴの通販の会社で、BtoC向けに通販でりんごを販売しております。
リマーケティングに購買意向を掛合わせたキャンペーンと購買意向を除いたキャンペーンを作成しました。

1

青枠がリマーケティング×購買意向キャンペーン
赤枠がリマーケティング×購買意向除外キャンペーン
となります。

購買意向キャンペーンは7,575円使用して成果0件、購買意向除外キャンペーンは成果10件CPA324円と言う結果になりました。

考察とまとめ

今回EC系サイトと言うこともあり、『購買意向の高いユーザー』の成果獲得率が高くなると予想していました。
しかし、実際は『購買意向が高いユーザー』を除いたキャンペーンの成果獲得率が高くなりました。

この要因として、
購買意向が高いユーザー=様々な商品を見てきた目の肥えたユーザー
なのではないかと考察できます。
ネット上では商品同士の比較が容易にできるため、自社の商品ではなく他社の商品に流れてしまったのではないかと予測します。

購買意向が高いユーザーに広告が配信できるのであればEC系のサイトはガンガン儲かる!という安易な考えは捨て、商品力・価格等を磨くことで購買意向が高いユーザーを刈り取り最終的に成果を多数獲得して行くことが出来るのではないかと思います。

 

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ブログ記事の中で広告運用の事例をご紹介することがありますが、実際の事例を一部加工した内容となっておりますのでご留意ください。

また、2018年7月24日よりGoogle AdWordsはGoogle広告に名称変更されました。それ以前の記事に関してはGoogle AdWordsと表記されておりますのでご了承ください。


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