今月なぜかパフォーマンスが悪化している・・・だけどアカウント内に目ぼしい要因がない。
そんなときに「季節的な要因」で終わらせてしまうのは3流の運用者です。
でも、でも、季節要因は、あります!
しかし、わたしのモットーは「季節要因」は良くなった時にしか使わない!なので
季節要因で良くなった事例を紹介します。
特に12月と1月は、お正月があるので季節要因を受けやすい月ですよね。
例
12月
- 【下着通販】
お正月を迎える前に、新調しておきたい→好調 - 【英会話教室】
師走の名の通り、忙しくてそれどころじゃない→不調
1月
- 【下着通販】
お正月を迎える前に、新調したのでまだ必要ない→不調 - 【英会話教室】
新年を期に、何かはじめたい→好調
簡単な例で言うと、こんな想定が成り立ちますよね。
実例
さて、【痩身エステ】はどうだと思いますか?
12月
街が浮足立つシーズン、「忘年会」の名のもとに毎日毎日飲み会続き。食べ過ぎ飲み過ぎ分かってる。体重計に乗るのが怖い。年が明けたら頑張りまーす!→不調
1月
あの楽しかった日々はどこへ。残ったのは体重だけ。このままじゃいかん!今年こそ痩せるんだ→好調
結果
CV地点は「体験予約」。
配信条件は全く同じです。入札もほとんど変えていません。
変えたことと言えば広告文に季語「正月太り」を入れただけです。
キャンペーン内容は12月の方が1,000円安かったにも関わらず、です。
CVRだけではなく、表示回数もクリック率も1月の方が上がっているのは、
やはり「季節要因」なんだと思います。
まとめ
重要なのは「季節要因」の奥にある、人間の心理を考察することです。
状況の変化を「季節要因」で説明する際は、「この季節に何があって」「それが人の心理にどういう影響を与えて」「それがどういう行動を伴い」「アカウントへどういう結果をもたらしたのか」
まで踏み込んだ説明ができるといいですね!