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リスティング広告における自動化・効率化ツールがもたらすもの

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みなさんこんにちは。

リスティング広告に関わる業務はテクノロジーにより自動化・効率化がめまぐるしく進んでますね。運用者にとってこれはとても歓迎すべきことです。なぜならテクノロジーを上手く使いこなすことでメリットを得られるからです。

しかし、自動化・効率化がもたらすのはメリットだけでしょうか・・・。今回はそんなお話です。

自動化・効率化ツールのメリット

今回の話の前提として、自動化・効率化とは、APIを使った自動入札ツールやレポーティングツールはもちろんですが、AdWordsの自動化ルール、各種オプティマイザー系などを使い手動作業を減らし効率化を図ることを指します。そして、これらのテクノロジーは物凄いスピードで生まれてきてますよね。今後もこの流れは変わらないでしょう。

自動化・効率化は運用者に「時間」というメリットをもたらすことになります。これまで時間を掛けて手作業で行っていたことをやらなくてもよくなります。

さらに、「時間」を得たことによって、その分戦略立案や顧客とのコミュニケーションなどに力を入れることができ、「成果」というメリットも得やすくなるはずです

(そもそもこういった自動化・効率化ツールは運用者の手作業や簡単な思考ロジックを排除し無駄なコストを発生させないことを目的に作られていることがほとんどですし、場合によってはツールを使うほうが運用者が手作業するよりも良いパフォーマンスを発揮することもあります。)

これらを武器としてうまく使いこなす運用者こそがこれから必要とされる人材であることは間違いありません。

自動化・効率化ツールを使う。その裏側に潜むリスク

ここからは完全に持論です。

自動化・効率化ツールは多くのメリットをもたらしてくれますが、その裏にはリスクがあると考えています。

自動化・効率化ツールを使いこなすためには、ツールの仕組みや使い方を理解している必要があります。これは当たり前のことです。しかし理解しているだけでは不十分なのでは?と思います。

もしツールが使えない状況に置かれたらどうなるかを想像してください。

「ツールが使えないのでできません」

こうなってしまうとツールありきの運用者と言わざるを得ません。

そうならないためにも、自動化・効率化ツールを使うのは、ツールで実現できることを最悪自分でも手作業で実現できることが前提として必要なのではないかと思います。

それこそ、管理画面でこまめに手動で入札調整をしたり、入稿用のバルクシートをエクセルでゼロから作ったり、ダウンロードしたCSVをベースにエクセルを駆使しレポートを作ってみたり、ツールを使えば簡単に短時間でできることでも、手作業であえて時間をかけて泥臭くやってみるといったことが運用者には必要だと思います。(もちろん完全に習得したならば、それ以後は単純に時間の無駄になるだけなのでツールをフル活用でおk!)

気が遠くなるような泥臭い手作業を自分でやってみて初めてツールの真の価値やありがたみが分かると思います。また、こうした経験をすることでツールのさらなる改良や新しい使い方に気づけることもあるのではないでしょうか。

リスティング広告業界に足を踏み入れたばかりの方、これから始める方、既にたくさんある自動化・効率化ツールを本当の意味で使いこなせるように、あえて茨の道を選んでみてはいかがでしょうか?

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また、2018年7月24日よりGoogle AdWordsはGoogle広告に名称変更されました。それ以前の記事に関してはGoogle AdWordsと表記されておりますのでご了承ください。


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