あるアカウントで順調に広告配信をしていた際、次の施策を打つための分析としてAdWordsの地域別レポートのデータを見たところ、設置していない地域に広告配信されていることに驚きました!
本記事ではその事例をご紹介します。
事例の概要
アカウントはとある県(※1)の地域で営んでいる居酒屋で、広告配信地域をとある県に絞っていましたが(※2)、なぜか設定した県以外の地域で広告配信・クリックされていました。
※1:諸事情により、とある県で伏せさせて頂いています。
※2:配信地域でとある県を設定、キーワードで商材×とある県市内のエリア
・配信地域の設定
・配信状況
どうして、広告配信されるか考えてみた
実はAdWordsでは「ターゲット地域にいるユーザーと、ターゲット地域に関する情報を検索、閲覧しているユーザー」に広告配信するという設定ができます。
したがって上記の設定を行っていた上で、下記の理由などが起因していたため、別地域に広告配信していたと考えられます。
・本アカウントの店名は、他の地域でも被っていることがあった。 ・とある県市内のエリアは他県でも存在しているから。 ・店名はとあるスポーツにも関連があった。 ・部分一致の拡張など。 ・とある県に興味が有るような検索が行われた。(セッションベースなど)
キーワードが「居酒屋×対象エリア」の地域別レポートを表示するとありました。
とある県以外でも広告配信・クリックがされていましたね。
除外地域に設定
今回のアカウントは、とある県以外ではお客様として見込めないクリックと言えるので、除外地域として設定すれば、その分だけ無駄を削減できますよね!
除外地域を設定したことで、無駄となりうるクリック(大阪に配信していた分)を減らすことができましたね!
まとめ・感想
大阪以外の対象外エリアも除外地域設定にしたことで、かなりの無駄クリックを減らすことに成功出来ました。
今回のように、改善につながるようなポイントや切り口、原因を見つけ、成果に繋がると非常に面白いですよね!
これからも色々なアカウントで、様々な改善の糸口が見つけられるような運用者を目指していきたいですね!!