少し前に大きな話題になったYahoo!ショッピング無料化ですが、出店希望者数が殺到し10月7日から21日までの2週間で約55000件の出店希望者が集まったそうです。
すべてが出店されると、既存の店舗と合わせて楽天の店舗数を上回るとのことで、Yahoo!ショッピングが今までよりメディアとしての価値を持ちそうですね。
これによってリスティング広告の設定も考慮したほうが良い、と感じる部分があります。
Yahoo!ショッピングの出店数が増えるということは・・・
今後予測される流れとしては
出店数が増える → 出品数が増える → モールが充実する → 人が今まで以上に集まる
という流れはおそらく高確率で実現していくと思います。
人が集まると広告としての価値が高まってきますね。
Yahoo!ショッピングに出せる広告ってなにかある?
Yahoo!ショッピング内の広告については、楽天と同じく独自の広告がいろいろあるかと思いますが、実はスポンサードサーチも出稿可能です。
Yahoo!ショッピング内で『時計 メンズ』と検索してみます。
このような検索結果が出てきますが、注目すべきはここ。
スポンサードサーチと記載がありますね。
ここはスポンサードサーチで出稿可能なんです。
Yahoo!ショッピングへのリスティング広告の出稿方法
出稿方法は簡単です。
『キャンペーンの設定 > その他の設定 > 広告掲載方式の指定』を見て頂いて下記のように『検索のみ』なっておりませんでしょうか?
この設定を、下記のように変更するだけです。
このような変更を加える事で、Yahoo!の検索結果だけでなく、その他のサイトでも検索されたときに広告が出るようになります。
但し、この設定によりYahoo!以外にも出稿してしまいますのでその辺りだけ注意です。今のところ掲載先を自由に選んだり、掲載先によって広告の文章を変化させたりすることはできません。
具体的にどう使うか?
Yahoo!ショッピングという媒体へのリスティング広告と考えれば、やはりECサイトには向くかと思います。
Yahoo!ショッピングで『時計 メンズ』と検索する方は、通販で時計を検討している可能性が非常に高いので広告効果もあるかと思います。
ECサイトではない場合、そのキーワードで検索した時に出てくる商品と関係あるサービスですと良いかもしれません。
例えばフットサルグッズをYahoo!ショッピング内で探しているユーザーに、フットサル場のリスティングやフットサルグッズの買取サイトなんかが出稿してもよいかもしれませんね。
まとめ
スポンサードサーチの広告掲載方式の指定を『検索のみ』にしている方は多いかと思います。
ですが、商品などによってはYahoo!の検索への通常のリスティングと合わせて、それ以外へのプロモーションも考えていく必要があります。
そして今回、その中でもYahoo!ショッピングが大きなメディアに成長していく可能性がありますので、この辺りも考慮した上で、広告掲載の方式を設定していきましょう。