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色々なリスティング広告をうまく使い分けるための考え方

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リスティング広告と一言に言っても、様々な種類が存在します。一般的に思い浮かぶのが検索連動型広告だと思いますが、現在はそれ以外にもいろいろな広告や出稿方法が出てきています。

最近よく飛び交うワードで言うと

  • リマーケティング
  • 商品リスト広告
  • YDN

などさまざまあり、こういった新しい形の広告や出稿方法はどんどん増えていきます。(直近ですと、YDNがわかりやすい形で進化していきそうな予感です)

ですが、こういった新しい手法がどんどん出てくると、どうやって使い分けるかが難しくなってきます。

(というか、リスティング広告の本来の意味はリスト型の広告というところからと聞いたことがありますが、もはやリスティング広告というネーミングすらナンセンスになりつつありますよね。だからYahooプロモーション広告に改名したんでしょうね。)

新しいことはどんどんやりたい!

新しい広告や出稿方法を知ると『やりたい!』と思う広告主の方が非常に多いかと思います。気持は非常に良くわかります。先行者利益なんて言われたら気持ちがぐらつきますよね。

とりあえずやってみてテストする、という行為自体は肯定しますが、そもそももっとやらなきゃいけないことがあるのに新しいものに飛びつくのはNGです。

具体的に言えば、検索連動型広告(スポンサードサーチ、AdWords検索ネットワーク)をやらずに、リマーケティングを導入したい!という考えはちょっと考えものです。

じゃあどうやって考えるの?

今も昔も基本的にはリスティング広告で費用対効果が高いのは検索連動型広告です。競争が激化しすぎているとか例外はあるかと思いますが、確率で言えばやはり検索連動型広告です。

ですので、リスティング広告をやろうと思ったらまずは検索連動型広告に力を入れてみるということが重要です。

そして検索連動型広告である程度上手く回りだしたら、パイを広げるために色々な新しい広告手法にチャレンジしていく、というのが定石です。

大手企業の方で予算が潤沢にある場合は例外ですが、中小企業のやり方としてはこの定石を選んだほうがベターです。

具体的な分類

例えば広告のタイプを下記の2つに分けるとします。

刈り取り型・・・DMなどと同じく顕在層に訴えかけるので、直接のコンバージョン(成約)が高い確率で期待できる

認知型・・・成約も可能ではあるが、どちらかといえば潜在層に訴えかけ認知を目的とする広告

この2つのタイプのうち、予算の少ない中小企業が取り組むべきは刈り取り型です。ではYahoo!、Googleのリスティング広告をこの2つに分類するとどうなるでしょうか?

【刈り取り型】
スポンサードサーチ、AdWords検索ネットワーク、AdWords商品リスト広告

【認知型】
Yahoo!ディスプレイネットワーク、Googleディスプレイネットワーク(リマーケティングもここに含む)、スポンサードサーチの潜在層キーワード、AdWords検索ネットワークの潜在層キーワード

というふうに分類できます。

潜在層の開拓はどの企業もしたいところだとは思いますが、そう簡単ではありませんので、まずチャレンジするとすれば刈り取り型の広告でしょう。

まとめ

限られた広告予算を有効活用するには、できるだけ確率の高い広告に予算を投下しなければなりません。新しい広告が出てもやりたい気持ちをぐっと抑えて、一番確率の高い広告がどれなのかを考えましょう。

これは個人的な意見ですが、古くから続いている広告はやはり費用対効果が高く、出たばかりの手法はかなりギャンブル性が強いので『予算があまりない』、『はじめて』という方は、できれば古くからある広告形式で試していくことをオススメします。

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