みなさんこんにちは。
マンガが好きすぎて、嫁とのなれそめもマンガから始まった営業マン椎名です。
日本のマンガ・アニメは世界に誇る一大産業となっていますね。そんなマンガですが、書籍・雑誌の掲載のみではなく、様々なタイアップ広告があったりします。
本日はマンガと企業がコラボした広告をいくつかご紹介致します。
LION×ゴルゴ13
LION製品の「スクラート」と伝説のスナイパーのゴルゴ13がコラボ!
「その胃痛、俺が引き受けよう。」とゴルゴ13がミッション達成のために情報収集しているところをマンガにて紹介、胃痛のメカニズムやスクラートの効果をわかりやすく紹介しています。
もちろん個人差はあると思いますが、胃痛で悩む方は高年齢層で特に男性が多いイメージですね。ゴルゴ13も高年齢層の男性によく読まれているマンガです。
プレゼントキャンペーンも併せて行っており、プレゼント内容も「最上級のホテル宿泊」「最上級の革手帳」「最上級のスーツケース」と、高年齢層向けのラインナップとなっております。まさにゴルゴ13のようにターゲットを狙い撃ったコラボですね。
ととのったMAGAZINE
「YAMAHA」のバイク「NIKEN」「TRICITY125」が様々なマンガ家とコラボし、サウナとバイクで「ととのう」マンガが次々と公開されています。
※上手にサウナを活用すると瞑想・トランス状態になり、心も体にも良い効果を得られることを「ととのう」と言います。
アニメも人気の「ゆるキャン△」や、「金田一少年の事件簿」「サイコメトラーEIJI」とのコラボなど思わず読んでしまう有名なマンガとのコラボが掲載されています。
どの記事にもYAMAHAのNIKEN・TRICITY125が紹介されていますが、ただバイクを紹介するだけのマンガではないところが購買意欲をそそられます。
どのマンガも、NIKEN・TRICITY125に乗ったキャラたちがサウナへ行き「ととのった」後に美味しいご飯を食べる。思わず「自分もやってみたい・・・」と思わせる描き方がされています。
バイクを購入することは目的ではなく手段として紹介し、ユーザーには「サウナ」「サウナ飯」という目的を持たせることで「バイク」という手段の購入を促すプロモーションとなっています。
「ユーザーは目的のために商品を購入する」という心理から「目的を用意することでユーザーに商品を購入してもらう」ことが狙われた素晴らしいプロモーションですね。
-バイクとサウナとサウナ飯でととのうマンガ- ととのったMAGAZINE
北海道・十勝×マンガ家・横山裕二
東京育ちのマンガ家の横山さんが北海道十勝へ移住して農業を始める「十勝ひとりぼっち農園」というマンガが小学館で連載中です。
「週刊少年サンデー」の編集長からの命令で、日本一のカレーを野菜から作るために十勝に移住し農業をしていく様をマンガ化しています。地元紙「十勝毎日新聞」でも連載されており、地域活性化のためにマンガを活用している事例です。
農業の楽あり苦ありの体験談をマンガにしているだけではなく、マンガ家の横山さんが地元企業へ訪問したり北海道内でトークショーを開催したり、地域活性化のために様々な活動をしています。
小学館では地方創生のための企画ご相談窓口「ロコ・ラボ」というものを用意しており、上記も「ロコ・ラボ」によってコラボされました。
マンガを使って地方活性化を行うとは・・・なんて素晴らしいんだ!と、マンガ好きとして小学館にめちゃくちゃ感動してしまいました。
まとめ
マンガの原作を知っている方は思わず商品を買ってしまったり、マンガをあまり読まない人でも目にしたことのあるキャラクターが製品を紹介していることで製品を知るきっかけになったり、広告手段の一つとしてマンガの力は十分感じられると思います。
もちろん商品・サービスによっては使用する広告は選ばなければなりません。いきなり北海道に移住させられても頑張っているマンガ家さんに負けないよう、営業としてクライアント様の要望に応えられる提案をもっと頑張ってまいります。
以上、椎名でした。