Google AdWordsで商品リスト広告というものが表示されるようになりました。いままでは、一部の国(アメリカ、フランス、ドイツ、イギリス)で利用ができていたようですが、日本でも利用できるようになりました。
どんなもの?
例えばレインブーツと検索してみましょう。
右上にレインブーツのサムネイルが出る様になりました。これが商品リスト広告と言われる広告です。
通常のAdWordsと違い、AdWordsアカウント上だけの設定でなくGoogle Merchant Centerで商品を登録の上、AdWordsアカウントを関連付けるという作業が必要になります。
メリットは?
Adwordsの公式ブログでは
既に商品リスト広告が提供されているアメリカ、ヨーロッパ、オーストラリアでは、これまでに何億件もの商品リスト表示が行われており、同じ場所に掲載され た標準のテキスト広告と比べて、商品リスト広告ではユーザーがクリックする確率が 2 倍に達することがわかっています。
というようにテキストの検索連動広告に比べてクリック率が2倍になるということです。商品のイメージが見えるのでクリックしやすくなる人も増えるかもしれませんね。
さらに、商品ページに直接いけるのでユーザーが商品を探す手間が省け、購買率が上がるということもあるかもしれません。
まとめ
ただし、クリック率が上がるということは広告コストが上がる可能性があるということです。クリック率の向上にコンバージョン率がついていけば良いですが、無駄なクリックを集めてしまうと費用対効果の低減につながる可能性があります。
安易にクリック率が上がるからと言って、すべての業種が導入しても良いというものではないと思うので、少し様子を見ることが重要ですね。