2012年5月中旬を目処にインタレストマッチのバージョンアップが行われるというアナウンスが出ていることはご存知だと思います。
今回は、具体的に何がどうなるのか?ということをご説明したいと思います。
マッチングアルゴリズムが刷新される(新インタレストマッチ)
これまでは、広告配信を「キーワード」によるマッチングで判定していましたが、
バージョンアップ後は「掲載ページと広告」のマッチングで判定されるようになります。
■ポイント
- 掲載ページと広告の内容がマッチングされるようになる
- 広告掲載順位は入札価格、広告の品質により決定
- 広告文の内容が広告配信量を決める要素になる
新しい広告掲載方式が加わる
最初に説明した新インタレストマッチの掲載方式に加え、新たに2つの広告掲載方式が加わります。つまり、バージョンアップ後は3つの広告掲載方式が使えるようになります。
1.新インタレストマッチ
上記で説明したように、掲載ページと広告の内容をもとにしたマッチングにより広告を掲載する方式です。
2.ターゲティング
地域・年代・性別・時間帯・デバイスを指定して広告を配信できます。
興味関心に連動した広告配信を行わないため、条件に合致した全ての掲載ページが配信対象になります。
掲載順位は入札価格と広告の品質により決定されます。
3.その他の広告
興味関心や属性ターゲティングを考慮せずに広告配信されるため、インタレストマッチやターゲティングよりもインプレッションが多いです。
掲載順位は入札価格と広告の品質により決定されます。
・・・Googleのディスプレイネットワークのようなイメージ
まとめ
今までのインタレストマッチは、ブラックボックス的な要素が結構含まれていて、これといった有効な対策や活用法が分かりづらかったのですが、色々とバージョンアップされて使いやすく・工夫しやすくなるのは喜ばしいことです。
ただし、今後は検索連動型広告同様に使い手によって、得られる成果に大きな差が出てくると思われますので、より精進し、道具に振り回されないような使い手になりたいものです。