今更ながら「腹筋ローラー」を買いPerfectBodyを目指しています。しかし、ビール腹を引っ込めたいのに、腹筋上部ばかりに負荷がかかりむしろ身体のバランス余計に崩れた気がしている営業マン小幡です。
さて今回は、TrueViewバンパー広告、TrueViewインストリーム広告、Facebook動画広告の3つの動画広告を配信した事例のご紹介です。動画広告を検討されている方の何か参考になれば幸いです。
配信に至った背景
ある日、クライアント様から「テレビCMの動画をWebでも配信したいけど何がおすすめ?」と聞かれて正直困ってしまいました…
配信目的によりけりですね!お伝えすると。
お申込も取りたいし…いっぱい見てもらいたい!バズりたい!!
余計に困ってしました…じゃあ、バズるのは置いておいていろいろ配信して特徴を分析しましょ!ってことで配信が決まりました。
TrueViewバンパー広告、TrueViewインストリーム広告は「テレビCMだけではリーチできない層」向けに提案し、Facebook動画広告は過去の成果からFacebook広告(画像)が良いので動画も同じような結果になりそうと想定し配信しました。
案件概要&配信結果
- 商材:自動車販売
- 目的:キャンペーンの認知拡大・お申込獲得
- CVポイント:お申込完了
- ターゲティング:エリアのみ設定でブロード配信
キャンペーン内容を認知拡大したいのでブロード配信でとにかく多くのユーザーに配信しました。バンパー広告は15秒のテレビCMを縮めて6秒動画を作成し配信しました。
配信結果は下の表です。
※バンパー広告の「視聴数」「平均視聴単価」「視聴率」は管理画面上では出せませんのでご注意下さい。視聴単価はコスト÷インプレッション数で出しました。
※視聴数は100%視聴の回数を表に記入してあります。
考察
なんとなく皆さんも、安く多く表示!であればTrueView広告が頭に浮かぶと思います。
その通りの結果でしたね!
配信結果から安く多く表示するにはTrueView広告は強いですね。バンパー広告は6秒と短く訴求内容も限られていますが一番CPC、CPMを抑えて配信できています。TrueView広告単体で直接CVまで至っていませんが、同時に配信した検索連動型広告(屋号キャンペーン)の結果下の表にまとめてみました。過去に同じようなキャンペーン内容で配信した時より屋号キーワードからのCV数が多かったです。テレビCMの影響もありますが、動画で多くのユーザーに認知させ屋号名、キャンペーン名を検索させる導線が上手くいった結果でした。
既に動画素材がある場合は、若者のテレビ離れも進んでいますのでリーチ補完として配信させ、過去の屋号キーワードのCV数と照らし合わせるとTrueView広告の広告効果も検証できます。
CVが獲得できたFacebook広告は、同時に配信した画像パターンと比べると下記の結果です。
(※消化コストが大きく違うの動画はあくまでテストマーケティングを兼ねての配信のため)
画像の方がいいですね。
Facebook動画広告でもCVは獲得できますが、画像と比べるといまひとつな結果です。商材や動画内容にもよりますが、今回の案件でFacebook動画広告からは「動画の方がいい」と思える結果が読み取れませんでしたが、CVまで獲得できる配信メニューなので認知とCV獲得の両方ができるかもしれません。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
多くのユーザーに表示、認知されるにはTrueView広告がおすすめですし、認知とCV獲得の両方まで求めるにはFacebook動画広告はおすすめです。次回以降は配信した3つの動画広告でリマーケティングなどターゲティングを変更しても同様な結果になるのか。また、他の動画広告でがどういった結果になるのか試してみたいです。
今回配信した以外でも動画広告は様々ありますよね。各広告の特徴と目的に合わせて向き不向きをお伝えできるようにしたいですね。今回の事例のように同じ素材(動画)でも配信メニューによって異なる結果が生まれますので、提案時にクライアント様とそれぞれの目標や役割を決めた上で配信するといいですね。