こんにちは、木村です。
WBC、高校野球も終わり、いよいよプロ野球が開幕しました!
贔屓球団が開幕から調子がいいのでとてもイイ気分です!
この調子で今年こそは日本一を奪還してほしいです。
さて、本日は意外と弊社のブログでもあまり取り上げていなかった、
曜日で成果の偏りが大きく出ていたアカウントのカンタンな紹介記事です。
概要と配信実績
クライアント様の概要
- 媒体:Yahoo!検索
- 業種:とある来店型ビジネス
- コンバージョンポイント:電話番号タップ
- リスティング広告に期待すること:新規顧客の獲得
簡単にまとめると上記のような感じです。
業種については後ほど紹介します。
曜日別配信実績
曜日毎に配信実績をまとめました。
結果は以下のようになりました。
CV数・CPAともに火曜日がイイですね!
※ちなみに木曜日に配信実績がないのは、クライアント様の定休日で配信を行っていないためです。
特に曜日によって、入札の強弱をつけているわけではありません。
それなのに曜日によるCV数の差が顕著に表れていますね。
その要因は一体なんでしょうか・・・?
実は・・・
実は今回のクライアント様の業種は美容院だったのです。
地域によっても異なるようですが、美容院は火曜日休みのお店が多いですよね。
理由は諸説あるようですが、みなさんもご存知のように業界の慣習のようです。
なんだか今回のCVの偏りと関係がありそうです。
より効率的な配信を目指して
競合の美容院がお休みが多い火曜日にCVが集まる傾向にあることがわかりました。
では、どのようにすればより効率的な配信ができそうでしょうか?
IMP損失(予算)の解消
先ほどのキャプチャをご覧いただくと火曜日に予算による損失が約28%出ています。
予算による損失をなるべく0%に近づけていくことでより効率的にCV獲得が見込めそうですね!
ただ、手動でキャンペーンの日予算設定を火曜日だけ上げて、ほかの曜日は下げる・・・。
ということは非常に非効率ですし、うっかり忘れてしまったら望んでいない配信になりますよね。。。
なので、火曜日とその他の曜日でのキャンペーンを分けるのはいかがでしょうか?
- 通常キャンペーン・・・月、水、金~日に配信 ※木曜日は元々配信しない
- 火曜日キャンペーン・・・火曜日だけ配信
こうすれば、火曜日とその他の曜日で日予算を設定できるため効率的に配信できそうですね!
※媒体の推奨しているhagakure構成から考えるとデメリットもあるかと思いますが、
クライアント様のご意向なども取り入れ、今回はこのような手法を取ってみました。
広告文
火曜日にCVが集まる傾向にあるなら、「火曜日営業」ということも強みと言えそうですね。
先ほどの火曜日キャンペーンに
火曜日営業訴求をした広告文を入れて、「火曜日も営業してます!」
とアピールしてみるのも良いかもしれませんね。
※施策実施から配信日数が浅いため、配信結果については次回以降にご紹介したいと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
BtoB商材であれば土日の配信を抑制・停止したりすることは比較的多いと思います。
また、BtoC商材であっても店舗の定休日を抑制・停止したりすることも多いと思います。
ただ今回のケースのような、
業界の慣習などにより定休日がある程度決まっているが、広告主様は営業している
などといった場合は意外と見落としがちなポイントかと思います。
一度クライアント様の業界を調べてみると面白いかもしれませんね。
おまけ
美容院以外で業界全体での定休日に一定の傾向があるものをご紹介します。
参考程度にしていただければ幸いです。
- 歯科・眼科:木曜日・日曜日
- 自動車ディーラー:月曜日・水曜日
- 住宅メーカー・不動産:火曜日・水曜日
※地域によって、異なるようなのでご注意ください。