こんにちは。営業部の手呂内です。みなさんは【360度動画】をご存知でしょうか?
360度動画とは、視聴者が視点を上下左右に移動させることで、360度自由に視聴することができる動画です。自分の視点を中心に動画を閲覧することができるため、まるで自分がその場にいるような感覚や臨場感が味わえるということで話題になっています。
2015年に入り、FacebookやYoutubeのスマホアプリが360度動画に次々と対応し、スマホユーザーであれば誰でも360度動画を楽しめるようになりました。それに伴い、動画広告としての幅も広がり、興味喚起やファンを増やすための新しいプロモーションとしても注目されています。
360度動画プロモーションのメリット
早速360度動画をプロモーションとして取り入れている企業もあり、今後さらに活用する企業が増えると予想される360度動画。そのメリットをしっかり把握した上でプロモーションを行うことで、コンテンツ自体の魅力もさらに高まりそうです。プロモーションという視点において、どんなメリットがあるかをまとめてみました。
1.ユーザーの興味喚起が可能
やはりなんといっても、目新しいコンテンツということで、ユーザーの興味関心を喚起することが可能です。動画コンテンツは元々ブランディングメインで配信するケースが多いため、ユーザーに見てもらって興味を持ってもらうことは非常に重要です。今までにない特別感のある動画を配信することによって、アクセス数の向上や認知拡大に効果的だと考えられます。ブランディングの新しい形としてかなり使えるのではないでしょうか。
2.商品や空間の疑似体験ができる
今までの動画は、あくまでも撮影者目線になってしまうため、視聴者が得られる情報には限界がありました。それに対し、360度動画は視聴者が自由に映像の角度を操作できるため、映像の主導権を視聴者が握ることが出来ます。動画内での疑似体験が可能になり、うまく使えば企業を知ってもらうプロモーションツールとして活躍しそうです。
事例紹介
すでに360度動画を活用した企業プロモーションの事例を2つご紹介したいと思います。うまく活用できている企業をヒントに、ブランディングに役立ててみてはいかがでしょうか?
Snowpeak
NOASOBI360°:https://store.snowpeak.co.jp/sp/noasobi360/
アウトドアブランドのsnowpeakさんは、自社の製品情報や野遊び方法を360度視点で紹介しています。テントの内部を映した動画は、視点を変えてもらうことで、普通の動画では伝えきれない製品の細かい部分の情報を提供が可能になり、テントを購入せずとも使用した時の疑似体験ができます。
また、「野遊び」の様子を360度視点で見れる動画は、まるで自分が野遊びをしているような不思議な感覚を味わうことが出来ます。このように、製品の細かいディティールを伝えたい時や体験して欲しい時に活用できるかもしれませんね。
ディズニー
Disney:https://www.facebook.com/WaltDisneyWorld/videos/10153810617038274/
みなさんご存知ディズニーも、360度動画で非常に多くの反響を得ています。
フロリダのディズニーワールドがFacebookに投稿した360度動画は、パーク内の情報をグーフィーが紹介してくれるというディズニーファンにとっては嬉しい内容になっております。アナやエルサも出てきますね。ジャングルクルーズやタワー・オブ・テラーも臨場感たっぷりに映像化されているため、パーク内でグーフィーと遊んでいるかのような気分になります。最後にはミッキーやミニーも集合してくれますよ。これは今すぐ行きたくなりますね…。
遊園地や商業施設などのアトラクションを疑似体験できるのも魅力の一つです。Facebookなどではいいねやコメントでユーザーのリアクションも見れるため、SNSとの相性もいいかもしれません。
まとめ
今回ご紹介した360度動画ですが、使い方を工夫することで潜在層の興味喚起を可能にしてくれるツールになりそうです。ファンを増やしたい、動画でより多くの情報を提供したいと思っている企業様は、360度動画をFacebook広告やTrueView広告で配信してみてもいいかもしれませんね。