リスティング広告などWebマーケティングに関わられている方にとって、攻め手を考えるためのデータは非常に重要です。クライアントのデータや一般的な統計データなどなど・・・。
本日は、そういったときに使えるような統計データがグラフで大量に見られるATLASというサイトをご紹介します。
ATLASとは
米Atlantic Mediaが持つ新興メディアQuartzが2015年6月にローンチしたサイトです。Quartzはスマホ向けのメディアとしてローンチされているようですが、その中で統計データを使って多くのグラフを掲載してきました。
今回ご紹介するATLASはQuartzで使われたグラフを検索できるサイトという理解で良さそうです。
(あまりこの辺の事情に詳しくないので違っていたらすみません)
ATLASを早速使ってみる
ATLASにアクセスすると下記のようなトップ画面になっています。
インターフェイスは至極シンプルで、「type to search」と書かれたボックスに、興味のある単語を打ち込んでみます。
今回は例で「Japan」と打ち込んでみると、下記のような結果が出てきます。
日本に関するいろいろなグラフが出てきます。ただし全て英語です。左上のグラフは「絵文字に狂ってる国ランキング」でしょうか?日本は8位、1位はフィンランドですね。
そしてグラフをクリックすると下記のような画面になります。
ピンクの枠のボタンで、グラフを画像としてダウンロードしたり、グラフの元になった数値をCSVでダウンロードできたり、サイトに埋め込むためのコードも発行できます。
このようなシンプルな操作で色々なグラフを大量に見ることができます。
ATLAS:https://www.theatlas.com
少し気になったこと
検索した後の画面を下記の画像でよく見てみてください。
右上のグラフをもう一度よく見ていただくと、「SPONSOR CONTENT BY GE」と記載があります。このリンク先を見てみると、doubleclickドメインのURLになっています。実際にクリックすると下記のようなページに遷移します。
SPONSOR CONTENT BY GEと書いてある以外は他と同じグラフの画面ですね。特にこの画面から特定のページヘのリンクなどはないようです。
Quartzが作ったグラフの中に、GE提供のグラフが含まれているのは何らかの広告効果を狙うデータなのでしょうか?
トップページを見れば分かる通り、GEの協力の下このサイトの制作がされているのは分かるのですが、わざわざdoubleclickのシステムを使ってGE提供のグラフを含める意味が私には分かりかねるところです。
おまけ
さらにQuartzはATLASで公開しているようなグラフを作成するツールも無料で公開しています。操作方法はこちらもシンプルなので分かるかと思います。
Chartbuilder:http://quartz.github.io/Chartbuilder/