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【新人運用者向け】広告文審査落ちまとめ

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こんにちは。
GWからいっきに気温も上がり、夏が近づいてきてますね。
大好きなゲームの発売日が決まり夏ではなくすでに秋が待ち遠しい高田です。

さて今回はそろそろ仕事にも慣れてきたであろう新人運用者の方向けに広告文の審査についてまとめてみました。参考にしていただければ幸いです。

広告文の審査落ち時によくある理由

  1. 最上級表現によるポリシー違反
  2. 記号・句読点の過度使用
  3. リンク先エラー
  4. 薬事法違反

上記4つがよくある審査落ちの理由です。
意外な落とし穴を踏まえながら対処法をご説明していきたいと思います。

最上級表現によるポリシー違反

運用し始めによくある審査落ちの理由かと思います。
ネットでいろいろなサイトを見ているとよく「日本一」や「世界初」とか「ナンバーワン!」という文言を目にしますが、基本的にこういった表現を広告文で使用すると審査落ちします。

たまに最上級表現が使われている広告文がありますが、審査で承認を得るためにはリスティング対象サイトに以下の情報が必要です。

スポンサードサーチの場合
・「最上級」である根拠が明示されていること。
→第三者機関の調査であり、出典先・日付が明確にテキストでサイト内に含まれていること。画像内に文言を入れるだけでは審査には通りません。
・根拠となるデータが1年以内のデータであること。
→最新のデータを使用しなければ最上級表現を使用することができません。たとえ2年前のデータで根拠がしっかりしていても使用することができません。

AdWordsの場合
・表現を裏付ける情報がランディングページに明確に存在すること
→ランディングページ内に根拠が書かれているだけではなく、根拠を裏付ける評価サイトへのリンクが必要です。またリンク先でも評価が記載されていなければなりません。

サイト内の情報がポリシーに抵触していなければ審査で承認される場合もありますが、最上級表現は使わないことをお勧めいたします。
また最上級表現の他に「他より優れている」といった比較表現もポリシー違反になる可能性が高いので使わないようにしましょう。

記号・句読点の過度使用

スポンサードサーチとAdWordsで使える記号の種類、記号の数が違うのでどちらかが審査落ちしてしまうといったことが良くあります。

・感嘆符「!」の使用
スポンサードサーチではタイトルに感嘆符を使用することができますが、AdWordsでは使用することができません。

・半角「/」の使用
半角スラッシュの使用はAdWordsでは可能ですが、スポンサードサーチで使用することができません。

・括弧の使用
AdWordsでは様々な種類の括弧を使うことができますが、スポンサードサーチでは()の半角、全角のみ使用が可能です。

・引用符の使用
シングルクォーテーション「’」「‘」の使用は両媒体で可能ですが、ダブルクォーテーション「”」「“」の使用はAdWordsのみとなっております。

・記号の数
基本的には同じ記号を2つ以上使用することができません。また、2つでも連続使用はできません。

上記の他にも記号については入稿規定に沿ったものを使用する必要があります。とくにスポンサードサーチでは規定の変更が頻繁にされておりますので注意が必要です。

Yahoo!のガイドラインはこちら
Googleの編集基準はこちら

その他記号についてアナグラム様が逆引き辞典としてまとめてくださっており、随時更新されておりますのでぜひ参考にしてください。

特別な理由がない限り、両媒体での配信を行う場合には両方で使える記号と数で広告文を作成したほうがいいと思います。

リンク先エラー

入稿時には存在したページがなかったり、URLを間違って入稿した場合には広告の承認がされません。また、以前ご紹介したサイトにアクセス制限がかかってる場合にも不承認になる場合がございます。
入稿前にページが存在するか確認しましょう。アクセス制限による不承認の場合、審査に通さなければわからない場合がほとんどかと思いますのでその後の対処法は前記事を参考にしてください。

薬事法違反

健康関連商品(サプリメントや化粧品など)を扱ってる場合表現に注意が必要です。
日本の薬事法は消費者の安全を考慮し、健康関連商品・サービスに関する広告に厳しい審査を要求しています。
サイト内容も薬事法に抵触しているとサイトが審査落ちしますので注意が必要です。

使用できない表現例

・「絶対痩せる」などといった効果を保証する表現
・他の医療機関等より良いといった表現
・費用を強調する表現                  etc.

サイト内容禁止事項例

・手術前と手術後の写真を掲載
・著名人が患者であることを記載
・患者の体験談を記載                  etc.

薬事法に抵触する広告を掲載することはできませんので、表現を変える必要があります。
例:「脂肪を減らす」→「燃焼をサポート」
いろいろ検索してみたり、競合のサイトをみたりして対策をしましょう。

Yahoo!の薬事法に関するガイドラインはこちら
Googleの医薬品・ヘルスケアに関するポリシーはこちら

余談

余談ですが、AdWordsでオンライン薬局の広告を掲載する場合は事前に申請をする必要があります。下記フォームで申請することができます。

申し込みフォーム

実際に薬を扱いますのでより厳しい審査が必要なためと考えられます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
よくある広告文での審査落ち理由をご紹介しました。審査落ちした場合再審査にかける必要があり、時間もかかってしまいますので事前に覚えておいたほうが良いかと思います。入稿前にしっかり確認をしましょう。
ご紹介したもの以外にも審査落ちする場合がありますが、理由が見当たらないときはサポートセンターに問い合わせましょう。

少しでも新人の皆さまのお役に立てれば幸いです。

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ブログ記事の中で広告運用の事例をご紹介することがありますが、実際の事例を一部加工した内容となっておりますのでご留意ください。

また、2018年7月24日よりGoogle AdWordsはGoogle広告に名称変更されました。それ以前の記事に関してはGoogle AdWordsと表記されておりますのでご了承ください。


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