こんにちは、やすとみです。
いよいよ暖かさと花粉が本格的な季節に差し掛かってきましたね。
私事ではありますが、家から眺望できる川沿いの桜並木の色づきが今から待ち遠しくあります。
さて、今回は、指名ワード配信時の除外も大事ですよ、というお話です。
「指名ワード」の役割
指名ワードは、会社名、サービス名など、それ自体が特定のものを想起させるワード、固有名詞とでもいうか、そういった役割のワードを指します。
たとえば、同じ車を検索するでも「試乗車」のみの検索か、「試乗車 ”車種名”」の検索かでいえば、後者のほうがより具体性が高いと言えるのではないでしょうか。この場合、”車種名”が指名ワードと言えます。ちなみに指名ワードは完全一致もしくはフレーズ一致で用いることが個人的にはほとんどです(部分一致は用いないという意味で)。
指名ワードはCPAが安いことも少なくありません。積極的に活用していきたいところです。ということで、とりあえず入れておけばオッケーです。
と思ってたら、拾いたくないクエリを大量に拾いかねませんので、注意が必要です。
指名で除外したほうが良いクエリの分類
1.内部情報・口コミ系
「●●✕✕ 社風」「●●✕✕ 2ch」等、社内情報や口コミに関係しそうなクエリは要注意です。
2.株系
「●●✕✕ 株」「●●✕✕ IR」等、1に近いですが、株関連のクエリも除外推奨です。
3.就活系
「●●✕✕ 採用」「●●✕✕ みんしゅう」等、就活系クエリも要注意です。
4.同音異義語系
「●●✕✕」を含んでいながら、明らかに別商材と関係していそうなクエリがあります。そういった場合は、同じ単語でありながら、「別商材」を意識して検索がされた可能性が高いでしょう。
5.テレビ系
「●●✕✕ 番組名」等、紹介された番組名が含まれるものです。
特に4との組み合わせ時は、ひたすら無関係なクエリだったりします。
6.既存ユーザー系
例えば「●●✕✕ 説明書」といった、すでにその商材を利用していることが想定されるユーザーのクエリは、新規ユーザーを狙うのであれば省くのが良いですね。
7.人名系
「●●✕✕ 田中太郎」等、人名が含まれることがあります。
8.謎クエリ系
まったく予期せぬクエリによる流入も稀に見られます。
この他にも、ネガティブ系(ブラック、炎上)の流入も注意ですね。
まとめ
一般ワードにかぎらず、指名ワードにおいても、除外設定によって段階的に入れたくないクエリでの流入を防げるので、定期的に実施しましょう。