こんにちは、ようやく2016年に入りましたね。今年もどうぞよろしくお願いします。今回の記事は去年紹介したリマーケティング事例の第3弾となります。前回の記事では「期間」によってモチベーションを管理した事例でしたが、今回は「検索キーワード」によってモチベーションを管理した事例となります。
事例
概要
クライアント様は、とある食品の通販をされています。リスティング広告では当然ながら購入者獲得をコンバージョンとします。
では、検索広告において、購入者を獲得するためのキーワードは「とある食品」を軸として、購入意欲が高いと取れるキーワードや、興味・関心の高いキーワードで構成されますよね。商材上、即断で購入される方が殆どかと思いますが、取りこぼした方を購入に促すためにリマーケティングを実施しています。
リマーケティングの設定
追跡するターゲットには購入モチベーションの高低はあり、モチベーションが高いユーザーに集中して配信したいですよね。これまでの記事では「LP訪問後の遷移先」「期間」でしたが、前述のとおり、今回はキーワードによりモチベーションを切り分けています。
該当のキーワードごとにリンク先URLのパラメーター値を設定することで、上図の通りにリストを切り分けます。
配信してみた
どちらもCVはある程度獲得できている中で、CPAは約2倍の差が開きましたね。ここがモチベーションの影響が浮き彫りにでたかと思います。
まとめ
如何でしょうか。キーワードでは、実際のモチベーションに応じた意思行動(検索)がダイレクトに出ているので、モチベーションの高いユーザーと低いユーザーを分けておかないと、ダラダラと追いかけ続けるハメになりますよね。(前記事でも言った内容ですね^^;)
どれにおいても、モチベーションの高いユーザーよりも低いユーザーの方が多いため、一度見直されても良いかと思います。ただ、キーワードによるリスト切り分けで注意して欲しいのが、商材の母数によってはリマーケティング配信に必要な状態にならないため、場合によっては不発に終わることも・・。
したがって、状況に応じて考えて使い分けて貰えればと・・!簡単におさらいも兼ねて、これまで紹介した手法のケースを記載します。(自分のすーぱー主観のためご容赦ください)
- 遷移先(フォーム訪問)によるモチベーション管理・・・自分で意思決定出来ない商材(主にBtoB)
- 追跡期間によるモチベーション管理・・・自分で意思決定できる商材(主にBtoC)
- キーワードによるモチベーション管理・・・自分で意思決定できる商材(主にBtoC(切り分けるキーワードで、検索者の母数が一定以上確保できないのは除く))