多くのリスティング広告運用者の方がYahoo!とGoogleでリスティング広告を運用されてると思いますが、Yahoo!とGoogleそれぞれに認定試験があるのはご存知ですか?
私も入社後に、Yahoo!とGoogleの認定試験を受験したのですが、勉強方法や参考サイトがまとめてあるサイトがあまり見当たらなかったので、今回はそれらをまとめてみました。
認定試験の勉強をされている方や、今後認定試験を受験予定の方などに参考にしていただけますと幸いです。
認定試験とは?
Yahoo!とGoogleでは、リスティング広告を運用する際に必要となる基本的な知識や、広告管理ツールの機能、マーケティングの基礎等の問題を中心とした認定試験があります。
弊社では運用者にこれらの試験の資格取得を義務付けており、運用者全員がYahoo!とGoogleそれぞれの認定資格をもっております。
受験方法などはさまざまなサイトでご紹介されていますので、今回は割愛させていただきます。下記のURLから、認定試験の受験・申し込みができますので、一度腕試しに受験してみてもいいかもしれません。
・AdWords 認定資格試験について
・Yahoo!プロモーション広告プロフェッショナル認定試験 受験申し込み
※試験受験料:Google→無料/Yahoo!→6,648円となっております。
試験勉強でやったこと
リスティング広告管理画面を隅から隅まで触る
試験問題の多くが管理画面を隅々まで触っていれば分かる問題が多いです。実際にお客様との話や社内では話題に上がらない様な機能でも、認定試験に出る事があります。
実際の認定試験で、管理画面内にあるタブの正誤問題なども出題されました。普段使っていても実際に名称などを聞かれるとわからないこともあるので、管理画面の隅々まで触って、確認する事をオススメします。
表にまとめて覚えやすい形にする
暗記は人それぞれに得意不得意があると思いますが、私は大の苦手です。しかしながら、認定試験では覚えていなければいけない項目が多々あり、試験中に「あれ?この時はどっちだっけ・・・」なんてこともあります。似たような語句も多いので、わかりにくい場合は表やイメージ図で覚えましょう。
下の表はYahoo!ディスプレイネットワークの広告掲載方式とターゲティング方法の使用可否をまとめたものです。
私はこのような表を作って、「✕」の部分だけ覚えていました。暗記が苦手な方は、このように頭のなかを整理して、本番中に迷わないようにするといいかもしれません。
数字に要注意
リスティング広告の運用にあたって数字は至る所で目にします。もちろんですが、試験問題にも数字に関する問題が出てきます。私もレポートの保存期間や集計期間、入札価格の下限金額や上限金額、広告の文字数や、バナーサイズなど、大量の数字を覚えました。
一つ一つをバラバラに覚えるのは効率が悪いので、ジャンルごとに表を作ったり、実際に管理画面を触りながら反復して覚えるといいと思います。
試験勉強で気をつけたことを大きく分けると、この3つになります。他にも小テストを作って反復練習をしたり、周りの運用者の方と問題を出しあったりするのもいいかもしれません。
参考にしたサイト
実際にテスト勉強中に参考にしたサイトをまとめました。以下に記載したサイト以外でも参考にしましたが、今回は主に公式のサイトのみ抜粋させていただきました。また、書籍などでも認定試験対策本などが発売されていますが、情報が古いものもあるので、今回はサイトの紹介のみとさせていただきます。
Yahoo!
特に参考にしたサイトの中でも分かりやすかったのがYouTubeチャンネルです。実際に図や管理画面を用いながら説明してくれるので、とても理解しやすく、割りとメジャーではない内容もあるのでお時間があれば是非参考にして頂きたいです。
また、試験には普段使わないような情報も出題されます。Yahoo!のマーケティングソリューションガイドラインに記載してある、広告掲載基準などはお客様への説明にも役立つ内容ばかりですが、あまり知られていない内容なども記載してあるのでぜひ一度読んでみてください。
上記のサイトで調べてもわからない場合はYahoo!とGoogleそれぞれのヘルプセンターに電話問い合せをすることもできます。
まとめ
認定試験では覚えることが大量にあるので、1つ1つを整理して覚える事が大切になってきます。表にしてみたり、実際に管理画面を触ってみたりして頭のなかを整理しながら覚えることをオススメします。私は上記の勉強方法とサイトを参考にしてYahoo!試験満点でした。←
試験勉強をしてみると、今まで知らなかった機能や今後役立つ情報などもたくさん発見できますので、
是非、上記の内容を参考にして頂き、試験勉強の役に立てば幸いです。