先日、あるアカウントにて検索クエリーを調べていると、完全一致で入稿しているキーワードのクエリーで、同じクエリーが複数あるのを見つけました。
このアカウントでは、1広告グループ1キーワードで入稿を行っているので、完全一致キーワードの検索クエリーは、類似語句を除けば1種類しか表示されないはず!と思い、今回調べてみました。
理由は2パターン
今回の件をYahoo!窓口に相談してみたところ、理由としては下記の2パターンが考えられるとのことでした。
理由①:キーワードIDが違う場合
こちらは、同一キーワードを削除後に再入稿、又は同一キーワードの追加を行った場合となります。
Yahoo!ではクエリ計測を、キーワードIDごとで計測しているとのことなので、キーワード自体が複数あれば、それに付随する検索クエリーも同じクエリーが複数に分かれて計測が行われます。
ただ、今回のアカウントではこの広告グループへのキーワードの追加は行っていませんので該当しません。
理由②:クリックされた広告文が違う場合
こちらはキーワードは一つですが、違う広告文(違う広告ID)でクリックがされた場合となります。広告文に関してもキーワードと同様に、広告IDが違うものであれば、同じクエリが複数に分かれて計測がされるとのことです。
今回のアカウントでは、広告文を複数入稿していたので、こちらが原因で分かれて表示されていました。
まとめ
Yahoo!に関しては検索クエリーをキーワードID・広告ID毎で計測しているとのことでした。
個人的には、クエリーに関しては複数に分割されるよりも、同一キーワード・マッチタイプであれば纏めて表示された方が分析作業の際に便利かなと思います。