みなさんこんにちは。
日々、マーケティング・広告周りに猛烈にアンテナを張っている新しいもの好きな営業マン、小野周太郎です。
今回は意外と多い、アンテナを張りすぎる事で上手くいっていない企業様(特に個人事業主様寄り)に参考にしていただきたいコラムです。
提案者に対し、こんな口癖を言っちゃうアナタは要注意
以下、口癖例です。
「その広告提案、古いね!」
「時代はレコメンド広告とかネイティブ広告じゃないの?」
「もっとブルーオーシャンな広告提案をクレ!」
上記口癖は成功者も多く含まれてしまいますので、以下の条件が揃うと「要注意」となります。
今、見込顧客に対して適切なプロモーションを行っていない
見込顧客と潜在顧客の違いは以下記事をご参照下さい
見込顧客と潜在顧客とCVR
この要注意な条件に当てはまってしまっている企業の中で、ここ3年~5年の間、新しい広告の提案を受けては契約、受けては契約、そして解約・解約と繰り返していらっしゃるケースがしばしば見られ、そのたびに非常に心苦しくなります。
厄介な事にWEB商材をグループ会社含めて多数扱う大手販売会社の場合、営業データベース活用のノウハウが非常に進化しており、
「この商材でやる社長は●か月後に再アプローチするとあの商材もやる」という
何でも契約しちゃう社長リスト&提案タイミングをシステムが自動で吐きだしてくれる便利な時代にもなっています。
見込顧客放置中&新しいモノ(広告)好きは災いを呼ぶ
どん詰まりになってしまわないように、見込顧客って何なのか、改めて掘り下げてみます。
見込み顧客とは、
- 「今、これを欲している」という顕在化されたニーズを満たすために行動を起こしている人です。
- 「行動」の中で見込が高いのは「探す」という行動を起こしている人です。
- 「探す」という行動を起こしているインターネットユーザは「検索エンジン」を使う人が殆どです。
- 「検索エンジンを使う人」はYahoo!もしくはGoogleを利用する方が殆どです。
広告主が名古屋市中区のケーキ屋さんであれば見込顧客は検索エンジンを使い、
「名古屋市中区 ケーキ屋」という検索をするような人です。
そして、今日・明日からでもすぐに検索エンジンの検索結果上に自社広告を露出する方法は何か?
と考えると、改めてリスティング広告の良さが再認識されることになるんですね。
見込層へ対するダイレクトな訴求、これが疎かになっているのであれば、新しいものアンテナを張り巡らすのを一旦お休みし、広告戦略の地盤を整える事から再スタートすると良いかもしれません。
まとめ
広告戦略においては新しい・古いというより、今の自社に適しているかどうかが重要です。
現在実施している広告で出来ている事・出来ていない事。リーチ出来ているターゲット・リーチ出来ていないターゲットなどを踏まえ、どのような特性を持った広告が必要であるのか把握した上で新しい広告を検討しましょう。
ちなみに新しいもの大好きでアンテナを張っている私はレコメンド広告やネイティブ広告に興味津々でクライアントに提案していきたいと思っていたりするのはここだけのお話です。
今回は以上となります。ご拝読ありがとうございました。