リスティング広告の初期構築の際に、リンク先サイトの情報や競合他社の分析ができれば良いなと思ったことはありませんか?今回はそんな時に便利なツール『SimilarWeb』をご紹介します。
インストール方法
https://chrome.google.com/webstore/detail/similarweb/hoklmmgfnpapgjgcpechhaamimifchmp
Chromeウェブサイトから『SimilarWeb』をダウンロードしてChromeへインストールします。
使い方
インストールをするとSimilarWebのアイコンが追加されるので、分析したいサイトにアクセスし、アイコンをクリックするとサイトの情報が得られます。
表示される情報は、
- GLOBAL RANK:世界でのランキング
- COUNTRY RANK:国内でのランキング
- CATEGORY RANK:特定のジャンル・カテゴリー内でのランキング
- TRAFFIC REACH:世界中のネットユーザーがサイトへアクセスした割合(小数点以下2桁は切り捨て)
- TRAFFIC SOURCES:サイト流入の参照元
- Similar Sites(左側のリンク):類似のサイト
少しでも気になったら手軽に情報が得られますし、競合サイトも簡単に把握できるので便利ですね。
さらに詳しい情報も調べられます
下にある「Full Analysis」ボタンからより詳細な情報も調べられます。
今回はリスティング広告運用に役立つ箇所をいくつかご紹介します。
Referring Sites
左側(Top Referring Sites)がサイトへの流入元サイトの一覧、右側(Top Destination Sites)がサイトからの流出先サイトの一覧になります。
サイトへの流入が多いサイトのユーザーなら、興味を持っているユーザーでありコンバージョンに繋がる可能性が高いと考えられるので、ディスプレイ広告配信先と検討する材料になりますね。
Search Traffic
左側(Organic Keywords)がオーガニックでの検索キーワード、右側(Paid Keywords)がリスティング広告でのキーワードになります。
オーガニックで人気のキーワードをリスティング広告のキーワードに追加したり、競合他社の配信キーワードを分析する際にも役立ちますね。
Display Advertising
左側(Top Publishers)がディスプレイ広告の配信先サイト、右側(Top Ad Networks)がアドネットワークの一覧になります。
これも競合他社の分析に使えますね。例えば、類似商材を扱う他社と同じディスプレイ広告の配信先に広告を表示することで新たな顧客層を獲得できる可能性があります。
まとめ
使ってみた印象としては、データの正確性という面では少々怪しいですが、参考にするには十分使えるツールだと感じました。
リスティング運用の構築や競合他社分析の際には『SimilarWeb』を使って情報を集めてはいかがでしょうか。