あることは知っているけど、イマイチ使われていない、
オークション分析レポートの概要説明と簡単な使いかたを解説します。
オークション分析とは
同じキーワードのオークションに参加している競合他社の広告情報と比較できる
例を挙げると、「美容」というキーワードで広告を出稿しているとして、そのキーワードで同じように広告を出している競合(ドメイン別)の平均検索順位などの情報と比較ができます。
それでは、まずはどのような項目があるのか確認していきましょう。
オークション分析で確認できる項目
まずは囲った6項目について、それぞれご説明します。
- 表示 URL(ドメイン)
競合した広告にて表示されるURLのドメイン(◯◯.comや■■.jpなど)が表示されます。
これにより、どのような競合がいるのか把握できます。
- インプレッション シェア
広告が表示される可能性があった検索結果のうち、広告が表示された割合です。
広告が表示された回数÷表示される可能性があった回数(推定) で求められます。
広告が表示されるかは、広告ランクや入札単価により決まります。
- 平均掲載順位
広告が表示された場合に広告が掲載された順位の平均です。
- 重複率
自分の広告が表示されているとき、同じように競合の広告が表示されている割合です。
- 上位掲載率
自分の広告と競合の広告が重複して表示されているとき、自分の広告に対して、競合の広告が上位に表示されたときの割合です。
- ページ上部表示率
広告が表示されたとき、検索結果の上部に表示された割合です。
(下記画像の赤枠部分)
オークション分析の使いかた
機能を知ったところで、どのような使いかたがあるのかわからないことには利用できませんよね。
いくつか考えられますが、ここでは2パターン例示します。
- 強い競合を探す
実際にキーワードで検索して表示された広告が競合だ、というのも誤りではないのですが、
インプレッションシェアや上部表示率などからより具体的に注目すべき競合の確認ができます。
- 分割機能を併用して遷移を確認する
今年に入ってから、オークション分析に分割機能がつきました。
現在分割できるのは、デバイス及び期間となります。
このうち、期間「月」を選択すると、月ごとの遷移が確認できます。
自分の出している広告だけでなく、競合の出している広告の順位等も確認できるので、自分だけでなく競合の状況分析も可能となります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。オークション分析にちょっとだけ親しみを覚えたのではないでしょうか。
次回は、実際のオークション分析を用いた分析例、オークション分析を利用する際の注意点をまとめます。