アトリビューション分析とは間接効果を表します。yahooリスティングで言えば、旧管理画面時にあったアシストという指標がまさにそうですね。
しかし、スポンサードサーチVer.3への変更でyahooリスティングにあったアシストという指標が無くなってしまいました。『コンバージョン計測日の変更について』もあるように、コンバージョン計測日の変更によって、今までのアシストとしての間接効果をもたらすキーワードを探すことが困難になりました。
Google Adwordsではサーチファンネルがあるので、より詳細なデータが必要であれば拾い出すことが可能です。
アシストが見れなくなって運用は変わる?
基本的にCPAを最重要指標にする場合、ニーズの濃いキーワードからの一本釣りのようなイメージでないとうまく運用できません。しかしながら、CPAだけでなく商品の認知やイメージ向上も運用の重要な指標になっている場合、ニーズのあまり濃くない潜在層ユーザーにアプローチしなくてはいけません。その場合、そもそも反応が薄いキーワードなので運用の方針が決めづらい、といったことがあります。アトリビューション分析で得られる結果を使えば、上記のような場合の判断基準になると思います。
しかし、そういったステージにいる中小企業はほとんどいません。どちらかというとCPAを気にしないといけない場合がほとんどです。
つまりyahooリスティングのアシストの廃止は、ほとんどの場合そう気にしないでも大丈夫ですね。