composerを使って外部ライブラリを簡単に使う
すっかり有名になった「composer」を今更ながらご紹介。
composer が登場するまでは、namespace の代わりにアンダースコアで結合した、とても長いクラス名を使っていたり、require_once() を至る所で呼び出したりと何かと大変でしたが、その必要はなくなりました。
使い方
使い方は至って簡単です。
まずは composer 自身を準備します。
プロジェクトのルートディレクトリ等で下記のコマンドを実行するだけでOKです。
[bash]
curl -s https://getcomposer.org/installer | php
[/bash]
次に依存するライブラリとバージョンを「composer.json」に記述します。
下図の場合は、「monolog」のバージョン1.0.0~1.9.9…の中で最新のものを使用します、という意味です。
直接ファイルを作成する以外にも、下記のコマンドから生成する事も可能です。
[bash]
php composer.phar init
[/bash]
「composer.json」作成後、下記のコマンドを実行するとライブラリのダウンロードが開始されます。
[bash]
php composer.phar install
[/bash]
composer で依存ライブラリをダウンロードした際にオートローダーも生成されるので、
オートローダーを読込みさえすれば、ライブラリが使用可能になります!
packagist.org が composer のメインリポジトリとなっているので、登録されているライブラリであれば名前だけでインストール可能です。
チームで開発する際も、ライブラリの準備等必要なくなるため大変便利です。ぜひ導入ご検討ください。