ホームページを作った方のほとんどが、そこからの新規問い合わせだったり注文を期待していると思います。しかし、実際満足して問い合わせが得られている方は非常に少ないのが現状かと思います。
そこで、ホームページの改善をしようと思って本を読んだり調べたりして、やってみたけどやっぱりダメだった、という方も多いのではないでしょうか?
そこで中小企業のためのホームページ改善の具体策を少し書き出してみます。
問い合わせを得るステップをどう解決するか
ホームページでの集客は、ホームページを作ってそこにアクセスを呼び込み、問い合わせをいただくという非常にシンプルな構造です。
アクセスをまず集めるには、リスティング広告やチャンスがあればSEOしてもいいかと思います。
リスティング広告を利用すれば強制的にでもアクセスは増やせますので、そのあとのホームページの出来で集客できるか否かが決まります。
ですが、出来といってもすごいデザインクオリティが要求されるわけではありません。実は、世の中の集客ができている中小企業のホームページはデザイン的にはすごく微妙なサイトが多いのです。
中小企業のホームページ集客はポイントさえつかめば非常に簡単に改善が可能です。
改善をじゃまする勘違い
まず改善をじゃまする勘違いを列挙します
中小企業のよくある勘違い
- 良い商品であればいつか売れる
- 値段は出さないでも、見積り無料としておけば大丈夫
- デザインは大手っぽくかっこ良くしたい
- 直帰率とかすべての数字を改善したい
こういった考えは、大手向けの内容の書籍を読んだり、ライバルにうちの売値を知られたくない、といったような顧客を無視した自分勝手な考え方によって出てきています。
こんなこと分かってるよ、と思いますが、実際相談を受けるとこういった勘違いにハマっている人が非常に多いです。
中小企業がすべき本当の改善策
値段をすべて出す
顧客は値段を知りたがっています。出しにくければパッケージプランなどを作ってください。お気軽にお問い合わせください!といっても、あなたが顧客だった場合、『時価』と書かれたお寿司を気軽に頼みますか?
ホームページのワンビューですべてを伝える
顧客は驚くほどあなたのホームページを去るのが早いです。それはあなたが中小企業だからです。ボタンの位置などで滞在時間はそうは増えるはずがありません。だからこそ、ホームページを開いたそのページの、しかも最初に見える位置しか見てもらえないと思って、そこに値段や強みや電話番号などをしっかり記載してアピールしましょう。
問い合わせフォームの強化
『強み』などのページは世間で言われるほど重要ではありません。顧客はあなたが中小企業ということを知っているので、強みを並べたところで大手に勝てるはずもありません。それよりも、簡素すぎる問い合わせフォームではなにを書いたらいいかわからないので、どれくらいで返答するとか、面倒だったらお電話くださいとか、こんなくだらないお問い合せでも大丈夫ですよ、とフォームの上部に記載してあげてください。
これがまず改善するのに手っ取り早い、対策三つになります。これを自然とできるので、一枚もののLPが流行っていたりしますね。
まとめ
世の中の書籍の情報は、大手向けの情報がほとんどです。大手の資金力や知名度があってこそ、うまくいったという事例がよくあります。
自分たちに合う事例かどうかは、実践している会社が自分たちと同じ境遇なのかをまず確かめてから実践することが重要ですね。