Yahoo!プロモーション広告でYDNがスタートして一ヶ月以上が経ちました。
そろそろ案件も増えてきた頃ではないでしょうか?
そこで今回はYDNに関してのまとめをしていきたいと思います。
YDNのCSVに関して
キャンペーン名
任意のキャンペーン名を登録。
キャンペーンIDに紐付けられるため既にある同一キャンペーン名のキャンペーンが入稿されている場合はキャンペーンIDに同一の値を入力しなければいけない。
対応コンポーネントは「キャンペーン」「広告グループ」「広告」「ターゲティング」の全て。
全列に記載される。
広告グループ名
任意の広告Gr名を登録。
広告グループIDに紐付けられるため既にある同一広告グループ名の広告グループが入稿されている場合は「広告グループID」に同一の値を入力しなければいけない。
対応コンポーネントは「広告グループ」「広告」「ターゲティング」
「コンポーネントの種類」が「キャンペーン」の行には記載しない。
コンポーネントの種類
その行が何に対しての記述なのかを示す。
- キャンペーン
- 広告グループ
- 広告
- ターゲティング
上記のいずれかを記入する。
対応コンポーネントは「キャンペーン」「広告グループ」「広告」「ターゲティング」の全て。
全列に記載される。
配信設定
入校時のステータスを示す。
- オン
- オフ
- 削除
上記のいずれかを記入する。
対応コンポーネントは「キャンペーン」「広告グループ」「広告」「ターゲティング」の全て。
全列に記載される。
配信状況
現在の配信状況を示す。
弄る必要はない。
ターゲティングの種類
YDNのターゲティング設定でどういったターゲティングをするのかを示す。
- インタレストカテゴリー
- サイトカテゴリー
- 性別ターゲティング
- 年齢ターゲティング
- 地域ターゲティング
- 時間帯ターゲティング
上記のいずれかを記入する。
対応コンポーネントは「ターゲティング」
ターゲティングの設定値
「ターゲティングの種類」で指定された値に対応して入力する値が変わる。
詳細は下記。
入札価格
入札単価。
対応コンポーネントは「広告グループ」
広告名
任意の広告名を記入。
同一の広告グループ内に同じ文字列は記載出来ない。
広告グループが違えば同じ文字列での記載可能。
対応コンポーネントは「広告」
タイトル
広告のタイトル。
PC・スマートフォン・タブレットの場合は15文字。
モバイルの場合は12文字。
対応コンポーネントは「広告」
説明文1
広告の説明文。
PC・スマートフォン・タブレットの場合は19文字。
モバイルの場合は12文字。
対応コンポーネントは「広告」
※ 2013年秋に文字数が変わるので33文字で新たに登録するのは控えた方が無難?
説明文2
広告の説明文。
PC・スマートフォン・タブレットの場合は19文字。
モバイルの場合記載しない。
対応コンポーネントは「広告」
表示URL
ユーザーのドメインを記入。
「http://」は抜く。
対応コンポーネントは「広告」
リンク先URL
実際のリンク先URL。
対応コンポーネントは「広告」
デバイス
配信先の機器を指定。
- PC
- スマートフォン
- タブレット
- モバイル
- PC|スマートフォン
- PC|タブレット
- スマートフォン|タブレット
- PC|スマートフォン|タブレット
上記いずれかを記載。
モバイルの場合は他のデバイスと重複しない。
対応コンポーネントは「広告グループ」
OS
「デバイス」が「スマートフォンorタブレット」の場合に記載。
- iOS
- アンドロイド
上記いずれかを記載。
PCとスマートフォン、タブレットと複数デバイスに配信する場合にも記載出来るがPCのみの場合はエラーとなる。
また、配信デバイスにPCが含まれ、OSを指定しない場合は「設定なし」と記載する。
対応コンポーネントは「広告グループ」
ウェブページ/アプリ
「デバイス」が「スマートフォンorタブレット」の場合に記載。
- アプリ
- ウェブページ
上記いずれかを記載。
PCとスマートフォン、タブレットと複数デバイスに配信する場合にも記載出来るがPCのみの場合はエラーとなる。
また、配信デバイスにPCが含まれ、ウェブページ/アプリを指定しない場合は「設定なし」と記載する。
対応コンポーネントは「広告グループ」
キャリア
詳細不明。
設定箇所が見当たりませんでした。
キャンペーンの広告掲載方式
広告掲載方式。
キャンペーン毎で指定できる。
- インタレストマッチ
- ターゲティング
- モバイル
- トップページプロモーション
- センターテキスト
- リーディングテキスト
- スマートフォンバナー
- [特別] フルバナー
- [特別] ミディアムレクタングル
- モバイルバナー
- その他の広告
上記いずれかを記載。
同一キャンペーン内では一致する。
対応コンポーネントは「キャンペーン」「広告グループ」「広告」「ターゲティング」の全て。
全列に記載される。
広告タイプ
広告の文字数タイプ。
PC・スマートフォン・タブレットの場合
- テキスト(15・19-19)
- テキスト(15・33)
モバイルの場合
- ショートテキスト(12・12)
対応コンポーネントは「広告」
※ 2013年秋に文字数が変わるのでテキスト(15・33)で新たに登録するのは控えた方が無難?
キャンペーン予算(日額)
日予算。
対応コンポーネントは「キャンペーン」
キャンペーン開始日
キャンペーンの開始日。
インポート時に未来を指定すれば指定日の0時からアカウントが配信開始。
注意点として「配信設定」をオフにしてあると指定日が来てもオフのままになる。
また、過去の日付はエラーとなる。
対応コンポーネントは「キャンペーン」
キャンペーンID
インポートすると自動で割り振られる数列。
同一のキャンペーンであれば同じIDとなる。
対応コンポーネントは「キャンペーン」「広告グループ」「広告」「ターゲティング」の全て。
全列に記載される。
広告グループID
インポートすると自動で割り振られる数列。
同一の広告グループであれば同じIDとなる。
対応コンポーネントは「広告グループ」「広告」「ターゲティング」
「コンポーネントの種類」が「キャンペーン」の行には記載しない。
広告ID
インポートすると自動で割り振られる数列。
広告文毎に割り振られるため被る事はない。
対応コンポーネントは「広告」
エラーメッセージ
何も記載しない。
よく使う広告配信方式
配信方法だけでも様々な種類がありますが実際によく使うものは限られてくると思います。
CSV上の項目:キャンペーンの広告掲載方式
- インタレストマッチ
- ターゲティング
この2種類を訴求によって使い分ける、というのが今一番多い活用法ではないでしょうか?
よく使うターゲティングの種類
CSV上の項目:ターゲティングの種類
- 年齢ターゲティング
- 性別ターゲティング
上記のターゲティングが一番多いのではないでしょうか?
また、地域ターゲティングはSSよりも細かく地域を設定出来るようになっております。
アカウントによってはそちらの細かな設定を行う場合もあると思います。
一先ず上記2種のターゲティングに関して「ターゲティングの設定値」を記載します。
■ 年齢ターゲティング
CSV上の項目:ターゲティングの設定値
- 12歳~14歳
- 15歳~17歳
- 18歳~19歳
- 20歳~21歳
- 22歳~29歳
- 30歳~39歳
- 40歳~49歳
- 50歳~59歳
- 60歳~69歳
- 70歳~
■ 性別ターゲティング
CSV上の項目:ターゲティングの設定値
- 男性
- 女性
注意点としてCSV上はそれぞれの設定に1行使います。
例:18歳から29歳までの女性に訴求したい場合
コンポーネントの種類 | ターゲティングの種類 | ターゲティングの設定値 |
ターゲティング | 年代ターゲティング | 18歳~19歳 |
ターゲティング | 年代ターゲティング | 20歳~29歳 |
ターゲティング | 性別ターゲティング | 女性 |
上のような形になり、「18歳~29歳」といったように一気に指定は出来ません。
イメージ広告の注意点
イメージ広告はYDNに変更されてから一番の変更点だと思います。
とは言え直感的な設定が出来ず制約も多いため設定していても分かりづらい部分があると思います。
画像の登録は「ツール > 画像ファイル管理」から行う。
- 画像はアカウントに登録(キャンペーン、広告Grを跨いで同一画像使い回し可)
- 登録すると「審査中」になり
- 紐付けられるのは掲載不可時以外
- 一度に複数の画像を登録するようなシステムではない
- CSVにはデータが反映されない
また、一番エラーを発生させやすいのは画像サイズかと思います。
PCとスマートフォンで使用出来るサイズに大きな違いがありますので把握しておくと良いでしょう。
特に共通して使えるサイズが「300×250」という事を覚えておくと良いかもしれません。
使える画像サイズ(pixel)
■PC
300×250
468×60
728×90
160×600■スマートフォン
300×250
320×100
320×50