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キーワード自動挿入機能について《スポンサードサーチ、AdWords》

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Yahoo、Googleの検索連動広告においてキーワード自動挿入機能というものがあるのをご存知でしょうか?
キーワード自動挿入とは、広告文(タイトル、説明文)にキーワードを自動的に挿入できる機能です。

この自動挿入されるキーワードについては挿入されるキーワードについて以下の2つの意見が存在しますがどちらが正しいのでしょうか?

検索クエリーが挿入される
トリガーとなったキーワードが挿入される

今回はこのあたりの話を例を踏まえて説明していきます。

※実は、日頃から参考にさせていただいているLIC様のサイトで本内容が話題になっていたのと、クライアント様やパートナー様と話をしている際にも間違った解釈をしている方が多かったため本記事を執筆することにしました。

例で考えてみよう

例えば、パソコンの通販サイトのアカウントで

「爆速パソコン通販」

というキーワードが登録されてるとします。
また、広告分はキーワード自動挿入機能が使われていて以下のようになっています。

{KeyWord:パソコン通販}なら
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ではここで問題です。

あるユーザが

「超爆速パソコン通販」

という検索クエリを入力した場合、上記の広告タイトルはどのように表示されるでしょうか?

1.パソコン通販なら
2.爆速パソコン通販なら
3.超爆速パソコン通販なら

正解は2です。

解説

1の場合はキーワードを挿入してもタイトルが15文字を超えないので代替テキスト(この場合は「パソコン通販」)は挿入されないので☓です。
3の場合では検索クエリが自動挿入されていて、上記例では一見問題ないように見えます。
しかし、例えばクエリが「爆速パソコン通販 イケてる」だとすると自動挿入した結果広告タイトルは

 爆速パソコン通販 イケてるなら

のようになり不自然な形になりますよね?
弊社の管理しているアカウントでキーワード自動挿入機能を使っている広告では3のように検索クエリが挿入されるということは確認されてません。

実際にAdWordsヘルプには非常に分かりづらいのですが、

この機能を広告で使用するには、広告テキストに専用のコードを挿入します。その後、設定したキーワードの 1 つが検索で使用されると、そのキーワードで表示される広告のコードが自動的にそのキーワードに置き換えられます。

とあります。
上記の「そのキーワード」 というのは「設定したキーワード」であると読み取れます。
上記例では 「超爆速パソコン通販」ということになります。

つまり、キーワード自動挿入機能により挿入されるのは検索クエリではなく設定したキーワード、つまりトリガーとなったキーワードであるということです。

この辺りは非常に誤解が多い内容で、冒頭でも記述しましたが間違った解釈をしている方が多いです。

この機会に正式なルールを覚えておきましょう。

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ブログ記事の中で広告運用の事例をご紹介することがありますが、実際の事例を一部加工した内容となっておりますのでご留意ください。

また、2018年7月24日よりGoogle AdWordsはGoogle広告に名称変更されました。それ以前の記事に関してはGoogle AdWordsと表記されておりますのでご了承ください。


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