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あなたが見てるポータルサイトの記事、それ広告かもしれませんよ?

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みなさんはこんな経験ありませんか?

ポータルサイトや情報メディアサイト等のWEB媒体で「今若者の間で人気の○○○は実はXXXだった!」のような見出しの記事を閲覧し「へ~、若者の間ではこんなのが人気なんだ~」とか思うことは無いですか?

その記事、広告かもしれませんよ?

今日はこのような記事風の広告であるタイアップ広告についてお話します。

タイアップ広告とは?

タイアップ広告とは「ポータルサイト等のWEB媒体に掲載される記事風の広告」です。

媒体によって詳細は異なりますが、タイアップ広告は媒体社のスタッフが広告主の商品やサービスを取材し記事風に仕上げることになります。WEB媒体への広告出稿という点では純広告も同じですが媒体社がコンテンツを用意するという点が異なっていますね。

また、タイアップ広告は記事風の広告なので、ぱっと見では本物の記事と見分けがつかないような作りになっています※。さらに、ドメインもWEB媒体のものになっていたりします。

昨今流行っているインフィード広告というものがありますが、広義の意味ではタイアップ広告もインフィード広告なのですが、YDNのインフィード広告などとは決定的に異なる点があります。

それは、YDNのインフィード広告などは記事風のバナー広告(テキスト広告)をWEB媒体の記事一覧に掲載し広告主のランディングページへの誘導を目的としていますが、タイアップ広告はWEB媒体内の記事風ページへ誘導するという点です。機能としては似てますが両者が意味することは異なっているので注意です。

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※補足

タイアップ広告は広告である旨の記載が一応ある場合が多いです。「PR」とか「PR記事」とか「提供」とかが多いですね。ただ、コンテンツの最上部や最下部にさりげなーく広告である旨の表記をする程度なので初見では記事なのか広告なのかはわかりづらいです。まあ、それが狙いではあるのですが、広告であることを隠し過ぎてしまうとステマとして叩かれ逆効果なんてこともありますので、やはり広告主側にもモラルは必要ですよね。
01                   PR表記例

タイアップ広告のメリット・デメリット

メリット

タイアップ広告を使う一番のメリットはWEB媒体の信頼度を利用することが出来るということです。

例えばYahoo!JAPANは言わずと知れた日本最大のポータルサイトです。ヤフーで特集されている記事ならば大抵の人は信頼できる情報と認識するのではないでしょうか。これは、ヤフーさんがこれまで築いてきたユーザーとの関係性があるからに他ならないのですが、タイアップ記事であればその「信頼度」を利用することが出来るわけですね。

ブランド認知度がまだそこまで高くない場合などはこの信頼度の形成を自ら行わなくてもよいのでタイアップ広告を使うことはある意味効率的であるとも言えます。

また、自社のブランドイメージにあったユーザー層がよく見るWEB媒体でタイアップ広告を掲載すればより効果的ですよね。

デメリット

逆にデメリットも当然あります。

第一にコストが高いです。WEB媒体によってコストは異なりますが最低100万円程度はかかってきます。それこそYahoo!JAPANのような大手WEB媒体に掲載しようと思うと1000万近く必要になることもあります。

次に、記事風の広告になりますので、直接的な購買を勧めるような表現はあまり使えません。ユーザーが購買行動を起こすためにはタイアップ広告内にあるリンク等から企業ページヘ移動しなくてはならないためダイレクトにコンバージョンを期待するものではないという点も忘れてはいけません。

まとめ

タイアップ広告というものについてお分かり頂けたでしょうか?

メリット・デメリットを理解した上で適切に活用することができれば企業にとって大きな武器になりますので興味のある方は検討してみてはいかがでしょうか。

また、タイアップ広告はその特性上ユーザーが広告だと認識できない事がほとんどのため、企業側はくれぐれも「広告感を極力消して・・・」「バレなければ良いか・・・」といった使い方はしないでくださいね。ともすると、ステマだ!と批判されてしまうかもしれません。モラルを持って正しく活用して下さい。

 

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また、2018年7月24日よりGoogle AdWordsはGoogle広告に名称変更されました。それ以前の記事に関してはGoogle AdWordsと表記されておりますのでご了承ください。


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