LINEのトークリスト最上部に掲載される広告フォーマット「アニメーション画像」は、広告に様々な動きを与えて表現できるため、多くの企業がマーケティングやプロモーション施策として活用し、注目を高めています。
本記事では、LINE広告におけるアニメーション画像の作成方法と制作のポイントを解説します。
アニメーション画像の作成方法
LINE広告には、広告クリエイティブが作成できる「Creative Lab」というツールが備わっています。
「Creative Lab」はLINE広告アカウントを取得していれば利用でき、無料テンプレートなども活用できます。
また、「Creative Lab」では、アニメーション画像制作にも対応しているので、作成から出稿も簡単に行えます。
アニメーション画像の作成手順は、下記を参考にしてください。
- LINE広告アカウントにログイン、「Creative Lab」にアクセス
- 「アニメーション画像」をクリック
- 「テンプレート」から自社の広告イメージに合うものを選択
- テキスト、色、フォントなどを編集
- 「▶」ボタンからエフェクトをクリック
- 「アニメーション画像を送信」から指定の広告アカウントに送信
- ライブラリ>マイクリエイティブ>送信したクリエイティブより、作成したアニメーション画像を確認した後ダウンロード
「Creative Lab」には、図形、スタンプ、動きの指定やトリミングなど、様々な編集機能も備わっているので、誰でも質の高いクリエイティブが作成できます。
アニメーション画像制作のコツ
広告効果を高めるには、適切なアニメーション画像を作成する必要があります。
LINE広告のアニメーション画像の制作にあたって重要なポイントは以下3つです。
- アピール画像はゆっくり動かす
- キャッチコピーにこだわる
- 統一した動きにする
それぞれ解説します。
アピール画像はゆっくり動かす
アニメーション画像に動きをつけるときは、アニメーションの動きが認識できるようにゆっくり動かしましょう。
LINE広告ではアニメーション画像を何度もループ表示できますが、ユーザーが何度も画像を見る可能性は低いので、なるべく大きくゆっくり動かして訴求するのが効果的です。
また、画像だけでなく、文字や図形にも動きをつけられるので、1文字ずつ際立たせたり、図形を変化させてメリハリをつけるようにしましょう。
キャッチコピーにこだわる
アニメーション画像のインパクトは強いですが、画像に加えてキャッチコピーにこだわるとより広告効果が高まります。
例えば、「限定」、「今なら」、「キャンペーン」など、インパクトのある単語を活用してキャッチコピーを作ることでクリック率を大きく高められます。
統一した動きにする
アニメーション画像を設定したら、実際の動きにある程度の統一感を持つよう作成しましょう。
アニメーション画像の最大再生時間は4秒のため、広告効果を高めようとして情報を詰め込み過ぎるケースがありますが、情報を詰め込み過ぎるとかえって効果が低くなってしまいます。
本来伝えたい内容をひと目でユーザーに理解してもらえるように、全体を通して見やすいアニメーション画像制作を心がけるのが重要です。
まとめ
LINE広告のアニメーション画像の作成方法と制作のポイントを解説しました。
LINEのアニメーション画像は、LINEの「Creative Lab」を活用することでクリエイティブ制作の工数削減ができます。
現在、LINE広告を運用されている方、新たに導入を検討している方は、ぜひ本記事で紹介した内容を参考にアニメーション画像制作に取り組んでみてください。