LINE広告は、LINEアプリ内のトークリストやLINE NEWS、10,000を超えるアプリにリーチ可能なLINE広告ネットワークなど、多くの配信面に掲載できるのが特徴です。
幅広いユーザーへのターゲティングによって高い効果が期待できますが、掲載できるクリエイティブのフォーマットやサイズが配信面ごとに異なる点に注意が必要です。
さらに広告効果を高めるには、ポイントを押さえたクリエイティブ制作を行うとよいでしょう。
今回は、LINE広告のクリエイティブ制作におけるフォーマットや押さえておきたいポイントについてご紹介します。
LINE広告のフォーマット
LINE広告では、配信面ごとに対応するクリエイティブのフォーマットやサイズが異なります。
広告を出稿する際、特定の配信面は選べませんが、フォーマットの入稿方法によっては配信面を限定させることが可能です。
例えば、動画で「Vertical(9:16)」のフォーマットに対応している配信面は、「LINE NEWS」「LINE VOOM」「LINEファミリーアプリ」「LINE広告ネットワーク」の4つに限定され、他の配信面には表示されません。
広告効果の検証・改善につなげるためにも、複数のフォーマットに対応するクリエイティブを入稿することをおすすめします。
各配信面と対応フォーマットの一覧を参考にし、クリエイティブを制作する際はサイズに注意しましょう。
クリエイティブ制作のポイント
ユーザーが思わずタップしたくなるようなクリエイティブを制作するには、いくつかのポイントを押さえておくとよいです。
静止画と動画に分けてポイントを解説します。
静止画
静止画のクリエイティブでは、画面をスクロールしているユーザーにいかに興味を持ってもらえるかが重要です。
静止画クリエイティブの制作のポイントは次の4つです。
- テキストの要素を少なくして視認性を確保する
- ユーザーが「自分ごと」として捉えられるような表現を意識する
- 訴求軸・サイズを複数で作り分ける
- 他の要素を変えるなど、複数のパターンを作る
動画
動画クリエイティブは、静止画よりも伝えられる情報が多いため、ユーザーにインパクトを与えやすいです。
静止画クリエイティブに反応しなかったユーザーに対しても、動画でメッセージを伝えることで、反応してもらえる確率が高まります。
そのために必要なクリエイティブ制作のポイントが、次の4つです。
- 動画のリッチさよりも「自分ごと」として共感してもらえる表現にする
- 冒頭の3秒でユーザーの興味を引くようにする
- 必ず字幕テキストを入れる
- Verticalサイズの場合、要素の配置に注意する
まとめ
今回は、LINE広告のクリエイティブ制作におけるフォーマットや押さえておきたいポイントについて紹介しました。
LINE広告の配信効果を高める場合、クリエイティブの改善が早道です。
さまざまなアプローチを試しながら制作することで、最適なクリエイティブを見つけましょう。
ぜひ、今後の広告運用にお役立てください。