LINE広告は、老若男女問わず幅広いユーザーに人気のLINEにて配信可能な広告です。
リーチ力の高さはもちろん、精度の高いターゲティングやさまざまな目的に応じた広告配信で効果を上げることができます。
また、初期費用や最低出稿金額が必要なく、低予算から始められるところも大きなメリットと言えるでしょう。
今回は、LINE広告の出稿方法を手順に沿って詳しくご紹介します。
LINE広告とは
結論、LINE広告とは、みなさんが日常的に使っているLINEの様々な面に出せる広告で、国内の高い利用率と幅広いユーザー層が特徴的です!
LINEはユーザー数が月間で8,900万人を誇り、全体のSNS利用者中81.3%がLINEを利用しているという高い利用率を誇ります。
さらに毎日LINEを使うユーザーの割合は86%と非常に高いのが特徴です。
そんなLINEを活用して、幅広いユーザーに広告を配信できるよう、弊社の事例を交えながら解説をしていきます。
LINE広告の出稿手順は7ステップ
LINE広告はオンラインで簡単に申し込みができます。
流れとしては下記の通りです。
- LINEビジネスIDの作成
- 広告アカウントの作成
- クレジットカード情報の登録
- キャンペーンと広告グループの作成
- 広告作成とクリエイティブ登録
- タグの設置
- 審査と配信の開始
それぞれの手順を解説します。
①LINEビジネスIDの作成
最初に「LINEビジネスID」を作成します。
LINEビジネスIDは、広告の管理画面にログインするために必要なもので、メールアドレスでの登録になります。
代理店に広告運用を依頼する場合でも、アカウントの準備は自社で行わなければいけません。
②広告アカウントの作成
LINEビジネスIDを作成したら、次は「広告アカウント」を作成します。
広告アカウントとは、LINE広告の広告配信を管理するアカウントのことです。
このアカウントは、広告を出稿する際、原則的に商材ごとの作成が必要です。
LINEビジネスIDでログイン後、メニューにある「広告アカウント」で「新しい広告アカウントを作成」をクリックし、続いて下記の情報を入力します。
- 請求先情報
- 広告主情報
- 商材情報
- 基本情報
- ビジネスマネージャー(任意)
それぞれ詳しく説明します。
請求先情報
取引先法人や代表電話番号、担当者名などを入力します。
広告主情報
正式な広告主名と広告主WebサイトのURLを入力します。
こちらは、間違いがないか登録前に必ず確認が必要です。
商材情報
広告に掲載したい商材の正式名称やWebサイトのURLを入力してください。
また、「LINE公式アカウントのベーシックID/プレミアムID」も記入します。
基本情報
最後に、広告アカウント名や広告配信先の国、通貨など基本的な情報を入力して完了です。
ビジネスマネージャー(任意)
こちらは任意での入力になり、ビジネスマネージャーの組織と連携する場合に必要です。
また、あらかじめ商材情報に記入するLINE公式アカウントを開設(無料)しておきます。
広告主のLINE公式アカウントの情報は代理店に共有する必要があるため、忘れずに作成しておきましょう。
広告アカウントは、状況によって後から修正ができない項目もあります。初期登録時に入力ミスがないよう、確認は必須です。
③クレジットカード情報の登録
クレジットカード情報を広告費の支払情報として登録します。
使用可能なクレジットカードは日本国内のカードのみです。
登録後、広告アカウントの審査が始まります。
④キャンペーンと広告グループの作成
次に、キャンペーンと広告グループを作成します。
キャンペーンでは目的や掲載期間などの基本情報を、広告グループでは、広告グループ名やターゲット設定などを項目にしたがって記入していきます。
⑤広告作成とクリエイティブ登録
出稿する広告を作成します。
キャンペーンや広告グループを選び、広告名とステータスを入力します。
広告フォーマットでは、「画像」「動画」「カルーセル」「画像(小)」「画像(アニメーション)」から選択可能です。
さらに、バナーや動画といったクリエイティブを登録し、「広告を作成」ボタンをクリックして完了です。
⑥タグの設置
CVを目的とする場合、広告効果を測定するため、タグを「LINE Tag」で発行して設置する必要があります。
設置場所は、自社のランディングページ内、またはGoogleタグマネージャーの2パターンです。
「LINE Tag」を利用して、配信結果や訪問数、コンバージョン数などの計測が可能です。
⑦審査と配信の開始
管理画面で登録したバナーや動画、広告の内容に関する審査を経て、配信が開始されます。
まとめ
今回は、手順に沿ったLINE広告の出稿方法を紹介しました。
オンラインで手軽にできる点が魅力なので、検討している方はまずは登録から始めてみましょう。
今後の広告運用にぜひお役立てください。