次々と新たなターゲティングが追加されているLINE広告では、ユーザー層や目的に応じて多種多様な配信機能が用意されています。
最新ターゲットの把握や、ターゲットのイメージをより明確化したい方は、本記事で紹介する4つの配信機能を参考にして頂ければ幸いです。
- オーディエンスセグメント配信
- オーディエンス配信
- 類似配信
- 友だち追加
LINE広告についてまとめた記事はこちら!
【2022年最新版】LINE広告とは?LINE広告の特徴やメリットなどを徹底解説!
オーディエンスセグメント配信
オーディエンスセグメント配信は、LINEユーザーの「みなし属性」や「購買経験」のデータを参考にして広告を設定、そして配信をします。
みなし属性とは、LINE ファミリーサービス内での、LINE ユーザーが登録した性別、年代、エリア情報とユーザーの⾏動履歴、 LINE 内コンテンツの閲覧傾向や LINE 内の広告接触情報を分類したものです。
配信設定のターゲティングセグメントには、以下項目があります。
- 地域
- 性別
- 年齢
- 興味
- 関心
- 行動
- 属性
- OS
- 詳細ターゲティング
詳細ターゲティングの配信は、ユーザーの「趣味・関心」、「行動」、「属性」、「購買意向」を細かく指定、または除外することができます。
ユーザーの関心度が高いセグメントを選び、的を絞っていくことで、より購入率が高い広告を配信することが可能となります。
オーディエンス配信
オーディエンス配信は、広告の配信対象者のデータを活用して、特定ユーザーに広告を配信する機能です。
配信可能なオーディエンス対象には以下があります。
- Webサイトへの訪問履歴のあるユーザー
- 商品やサービスを初回購入したユーザー
- ウェブトラフィックオーディエンス
- LINE公式アカウントの友だちオーディエンス
- IDFA/AAIDアップロード
- モバイルアプリオーディエンス
- 動画視聴オーディエンス
- 電話番号アップロード
- メールアドレスアップロード
- 画像クリックオーディエンス
また、これらの特定オーディエンスを広告配信の対象から外すことも可能です。
類似配信
類似配信はオーディエンス配信対象リストに類似したユーザーや、自社で保有する顧客情報に類似したユーザーをLINE内で新たに探して広告を配信する機能です。
類似配信機能の「オーディエンスサイズ」は、類似度ではなく、類似するユーザーの数を示しています。
管理画面上で表示されるオーディエンスサイズのパーセンテージは、以下の意味となります。
- パーセンテージが小さい:類似ユーザーに広告を配信できる
- パーセンテージが大きい:リーチは多いが類似ユーザーの割合が少ない
友だち追加
友だち追加は、LINE広告を通してLINE公式アカウントの友だちを取得する機能です。
友だち追加の大きなメリットは、新規見込み客をLINE公式アカウントに誘導することができることです。
公式アカウントに誘導することで、メッセージ配信などのコミュニケーションをはかり、商品販売やサービスの利用を自然な流れでおこなうことが可能となります。
まとめ
膨大なユーザー数を誇るLINEの広告配信には、明確なターゲティングとそれに付随する配信機能の理解が必要不可欠です。
しかし、ユーザー数が多いからこそ、今回紹介した配信機能をうまく有効活用することで、どのSNS広告媒体よりも大きな成果をあげることができるでしょう。