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【事例あり】Facebookリード獲得広告とは?特徴や配信に必要なものなど、事例と併せて徹底解説!

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Facebookリード獲得広告

結論、Facebookリード獲得広告とは、広告の配信上で、スムーズに見込み顧客の情報を獲得できる配信手法で、特にBtoBや単価の高い商材におすすめです!

他の配信媒体で取りにくい商材でも、リード獲得広告なら低単価で多くのリードを獲得できることがあり、弊社でも自社のリード獲得として活用している媒体です。

今回はFacebookリード獲得広告の特徴や、配信に必要なもの。更には運用のコツまでご紹介していきます。

Facebook広告についての完全ガイドはこちら⇩
【2023年最新版】Facebook広告とは?広告の費用や特徴、可能なターゲティングなど基本を完全解説

1.Facebookリード獲得広告とは?

結論、Facebookリード獲得広告とは、広告の配信上で、スムーズに見込み顧客の情報を獲得できる配信手法で、特にBtoBや単価の高い商材におすすめです!

もう少し詳しく紹介すると、一般的な広告は、広告をクリックするとその商品に関するLPなどに遷移し、そこでフォーム入力するのに対し、Facebookリード獲得広告では、遷移せずに広告の配信上でフォーム入力ができます。

Facebookリード獲得広告の配信面

この広告をタップすると・・・

リード獲得広告 フォーム

このようなフォームが表示され、ユーザーにとってはスムーズに情報を入力できます。

普通であればLPに遷移した際に、フォームの作り方が甘いと離脱に繋がりますが、Facebookリード獲得広告ではそういったことが起きません。
更にはFacebookの情報を半自動的にフォームに入力されるので、ユーザーのモチベーションが高いままリードを獲得できる、非常に優秀な配信手法と言えるでしょう。

2.Facebookリード獲得広告の特徴

Facebookリード獲得広告の特徴は様々ありますが、大きなものとして1つ解説します。

お問い合わせページへの遷移が必要ない

これだけではわかりにくいと思うので、実際の配信面をお見せします。

Facebookリード獲得広告の配信面

上記は、実際に弊社で配信しているリード獲得広告の配信面ですが、見たところ一般的なFacebook・Instagram広告との違いはありません。

ですが、この広告をタップ・クリックすると、リード獲得広告の特徴である「フォーム」が表示されます。

リード獲得広告 フォーム

普通であればお問い合せページへ遷移するところ、フォームに直接情報を入力できるので離脱を防ぐことができます。

また、Facebookに入力している個人情報が半自動的に入力されるので、ユーザーはノーストレスで情報を入力することができるのが大きな特徴です。

3.Facebookリード獲得広告の具体的なフロー

Facebookリード獲得広告の配信からリード獲得までのフローを図解すると以下のようになります。

Facebookリード獲得広告のフロー

①広告配信

一般的なFacebook・Instagram広告と同じ形で広告を配信します。

リード獲得広告の管理画面

唯一の違いとしては、配信の際にキャンペーンの目的で「リード」を選ぶことです。

これを選ぶことで、以下のように広告編集画面でフォーム作成画面が出てきます。

フォーム作成画面

後は、一般的なFacebook・Instagram広告と同じように広告を作成しましょう!

②情報入力・資料獲得

Facebookリード獲得広告では、「広告主からノウハウや情報を提供する代わりに、ユーザーの情報を教えてね」というwin-winの関係を結びます。

配信する資料が魅力的であればあるほど、リードは獲得しやすくなるので、工夫して挑みましょう。

③リード獲得

フォーム入力が完了したユーザーの情報を獲得できます。

Facebookリード獲得広告の特徴である「フォーム」の設定する内容によって、獲得できる情報が変わってくるので、適宜調整しましょう!

入力できる内容については以下にまとめたので参考にしてください!
ポイントは、必要最低限の情報入力にするということをお忘れなく…。

メール 住所 郵便番号 職場の電話番号
電話番号 市区町村 生年月日 仕事用メールアドレス
フルネーム 都道府県 性別 会社名
既婚/未婚 役職
交際ステータス 兵役経験

④アプローチ

Facebookリード獲得広告で獲得できるリードは、あくまでも情報収集目的のユーザーが多く、確度が高いユーザーばかりではありません。

あくまでも見込み顧客であることを忘れず、獲得したリードに「架電」や「メール」など、アプローチが必要です。

4.獲得したリード情報の確認の仕方

獲得したリード情報は、管理画面の「広告」タブを開いた際に出てくる、「Facebookでのリード」をタップすることでダウンロードができます。

リード情報ダウンロード1

もしくは、「Meta Business Suite」にある、「すべてのツール」→「インスタントフォーム」を選択後、「Lead Ads Forms」というページからもダウンロードできます。

この方法のほうが、楽にダウンロードできるのでおすすめです。

リード情報ダウンロード2 リード情報ダウンロード3

注意点として、ダウンロードできるのは「ページ管理者のみ」で、ダウンロードできる期限は「90日以内」となっています。

特に期限を過ぎたリード情報はダウンロードできなくなるので、定期的に獲得したリード情報はダウンロードして、メールや架電などをしましょう。

Metaビジネスヘルプセンター:広告マネージャからリード獲得広告のリード情報をダウンロードする

5.Facebookリード獲得広告の注意点

Facebookリード獲得広告を出稿する際の注意点は3つあります。

特に、配信に当たっての準備物がいくつかあるので、わかりにくい場合は広告代理店にご相談いただくのをおすすめします。

  • LPがない分、クリエイティブで情報を伝える必要がある
  • 獲得したユーザーは「情報収集目的」のユーザーが多い
  • 事前に準備するものが多い
  • ユーザーとwin-winな関係を結ぶ必要がある

LPがない分、クリエイティブで情報を伝える必要がある

Facebookリード獲得広告は、広告上でフォームが出るため、LP等への遷移がありません。
その分、バナーや広告文などでアプローチをする必要があります。

クリエイティブについては、さいごにまとめますが、重要なのは「誰に」「何を」配信しているのか明確なクリエイティブにすることです!

バナーを変えるのは難しい場合、見出しの文章について変えるだけでもインパクトがあるので、しっかりアピールしましょう。

獲得したユーザーは「情報収集目的」のユーザーが多い

配信しているホワイトペーパーなどの資料をダウンロードしたい!という「情報収集目的」のユーザーが多いことが挙げられます。

「獲得」といえども、検索広告とは違って、集まるユーザーの確度はそこまで高くないことが多いので、広告のフローでも書いた通り「アプローチ」が必要になります。

どの資料をダウンロードしたのかによってもアプローチの仕方は変わるので、営業との連携をして、成約まで持ち込めるようにしましょう!

事前に準備するものが多い

Facebookリード獲得広告において、普通の配信で使う「画像」や「広告文」だけでなく、「フォーム」の作成が必要です。

そのフォーム作成で必要なものを下記にまとめました。
それぞれがフォームにどう反映されるのかも画像付きで解説いたします。

  1. 背景画像(推奨は、1200×628のサイズ)
  2. 挨拶文(資料の内容やメリットの記述)
  3. 質問項目(テンプレートを使用)
  4. プライバシーポリシーのURL
  5. 締めの挨拶(見出しは60文字以内で説明文も)
  6. ページURLやホワイトペーパーや資料(形式はPDF・PNG・JPEGで10KB以内)

Facebookリード獲得広告のフォーム作成Facebookリード獲得広告のフォーム作成

Facebookリード獲得広告のフォーム作成Facebookリード獲得広告のフォーム作成

注意点として、⑥のURLで資料のリンクが無くても問題ないということです。

配信する際に資料がない場合でも、自社の会社概要や製品のLPを設定することで配信も可能です。

その際は、締めの挨拶部分で「〇営業日以内にこちらからお電話いたします」という記述とともに、URLは自社のどこかのページを設定する形でも配信ができます。

ただし、ユーザーと「win-winな関係」を結ぶ必要があるので、ベストなのはユーザーを引き付けるホワイトペーパーや資料を作成して、配信することをおすすめします。

ユーザーとwin-winな関係を結ぶ必要がある

繰り返しにはなりますが、Facebookリード獲得広告では、「広告主からノウハウや情報を提供する代わりに、ユーザーの情報を教えてね」というwin-winの関係を結びます。

つまり、広告主からは「ホワイトペーパー」や「特別な招待」など、ユーザー側に提供するものが必要になります。

例えば弊社では、「リスティング広告のはじめてガイド」や「実績資料集」など、様々なホワイトペーパーを作成し、配信に利用しています。

配信する資料が魅力的であればあるほど、リード獲得がしやすくなるので、もし自社でこういった資料がなければぜひ作成してチャレンジしてみましょう!

カルテットコミュニケーションズのホワイトペーパーはこちら⇩
ホワイトペーパー一覧をみてみる

6.Facebookリード獲得の配信に向いている商材

様々な製品やサービスに向いているFacebookリード獲得広告ですが、筆者が考える相性のいい商材は「BtoB」「住宅販売」「自動車販売」といった、単価の高い製品やサービスが配信に向いており、Facebook広告のターゲティングの精度の高さや、リード獲得広告の特徴を生かした配信で、検索広告では獲得しにくい領域もカバーできます。

しかし何度も言うように、獲得できるリードは「情報収集目的のユーザー」が多く、確度がそこまで高くないので、必ずアプローチをしましょう!

上記に出した商材を配信する際に、どういう配信内容にすれば良いかの事例も以下に紹介するので参考にしてください。

Facebook広告事例

7.Facebookリード獲得広告を配信する際のコツ

リード獲得広告だけに限らず、Facebook広告全般に言えることですが、コツとしては「クリエイティブ」を工夫することです。

自社で運用する中で、効果が出ていたクリエイティブの特徴は以下の3つ。

  1. 誰に向けての配信かわかりやすい
  2. 端的に資料の内容が書かれている
  3. クリック率が1%を超えるクリエイティブを運用する

誰に向けての配信かわかりやすい

どのコンテンツにも言えることですが、「あ、これって自分のことだ!」と自分ごと化させるクリエイティブは刺さりやすいです。

Facebookリード獲得広告のバナー例

おすすめな方法としては、バナーの中に「誰向けか」を明記することです。
上記のバナーであれば、「法人様向け」と記入しています。

こちらのバナーは筆者が作成したものですが、この一言を入れただけで、有効リード(法人様からのリード獲得率が80%から98%に上昇しました。)

端的に資料の内容が書かれている

「端的に」が特に重要な部分です!

よくある失敗例として、文字が大量にあり、どこを読むべきかわからないことがあります。
確かに、伝えたい事がたくさんある場合、テキストでアピールしたい!という気持ちはわかるのですが、残念ながらほぼほぼユーザーは読んでいません。

バナー作成の前に、何を伝えたいのかを整理して、端的に内容をまとめましょう!

クリック率が1%を超えるクリエイティブを運用する

こちらは公式で発表されている情報ではなく、筆者自身の経験や運用データから考えたものになりますが、クリック率が1%を切っているクリエイティブは、効果が落ちる傾向にあります。

ただ、キャンペーンやターゲット設定などの環境によって数値が変わる場合があるので、一概には言えませんが、最低限「誰に」「何を」をしっかり明記したクリエイティブを運用しましょう。

番外編:「3B」を使うことでクリエイティブの効果が上がる?!

これはあくまでも裏技ですが、「3B」を使うことでクリエイティブの効果が上がることがあります。

「3B」とは、「Beauty (美女)」「Beast (動物)」「Baby (赤ちゃん)」の頭文字を取ったもので、筆者もバナーを作成する際に、この「3B」を活用することが多いです。

ちなみに、一度「犬を使ったバナー」と「猫を使ったバナー」とでABテストをしたことがあるのですが、筆者の場合では「猫を使ったバナー」のほうがクリック率が高く、獲得単価まで安く運用できたことがあります。

もし興味があれば他社様の記事ですが、以下も御覧ください。
DLPO株式会社様より:「3B」をつかったクリエイティブについて

さいごに、これは筆者がMeta社の担当者の方から聞いた話ですが、Facebook広告ではAIが画像を判断し、運用する画像がわかりやすいものであればあるほど、広告の効果が上がるようになっているようです。

一度作成したバナーや動画をずっと使うのではなく、ABテストを繰り返しながら運用することで、今以上の効果を上げられる場合があるので、ぜひご検討ください!

8.より便利になる、CRM連携について

CRMは、「Customer Relationship Management」の略称で、いわゆる「顧客管理システム」のことです。

CRMでは、年齢や性別、氏名といったクライアント単位での管理ができるのはもちろん、セグメントごとのメール配信なども可能です。

クライアントに関する情報を適切に管理し、効率的に営業を行うには、CRMが必要になります。

CRMのメリットとして、下記の3つがあります。

  • 工数の削減
  • 効率的な情報共有
  • ユーザー満足度の向上

それぞれ解説していきます。

工数の削減

ユーザー数が増えるにつれて、情報管理も難しくなります。

エクセルやスプレッドシートでも管理が可能ですが、人によって方法が異なる場合もあるため、CRMでの管理がおすすめです。

また、CRMはユーザー情報の管理をメンバー全員が同じ項目を埋めて行うことが可能です。

そのため、工数削減にも大きな効果があります。

効率的な情報共有

CRMでは営業の担当者がそれぞれで管理していた情報を一元で管理できるため、効率的な共有が実現します。

営業担当者との共有体制を作りたい場合などに利用すると良いでしょう。

ユーザー満足度の向上

情報の一元化によって部署や担当を問わない共有体制ができることで、顧客からの問い合わせにも柔軟な対応が可能になります。

スピーディーでわかりやすい対応をすることで、ユーザー満足度の向上につながります。

Facebookのリード獲得広告と連携可能なCRMとしては、主に下記の4つが挙げられます。

  • Salesforce
  • Microsoft Dynamics 365 CRM
  • Freshsales
  • HubSpot

それぞれ特徴があるため、用途に合わせて選択しましょう。

9.Facebook広告とCRMを連携する方法

Facebook広告とCRMを連携させる方法には以下の3つがあります。

  • ダイレクト統合
  • サードパーティ統合
  • カスタム統合

中でも、特によく使われるのが「ダイレクト統合」です。

ダイレクト統合の方法は、以下の手順になります。

  1. Facebookページを開く
  2. 「インスタントフォーム」を選択
  3. 「Lead Ads Forms」内の「CRM設定」をクリック
  4. 利用したいCRMシステムの名前を検索バーに入力
  5. 「ウェブサイトからリンク」の表示が出た場合は、CRMプロバイダーのWebサイトで操作して統合し、「Zapier経由」表示が出た場合は、「リンクする」をクリック

10.まとめ

Facebookリード獲得広告とは、広告の配信上で、スムーズに見込み顧客の情報を獲得できる配信手法で、特にBtoBや単価の高い商材におすすめの媒体です。

ただ、準備物が多かったり、獲得したリードは「情報収集目的」のユーザーが多いため、アプローチは必須になります。

運用についてのコツなども踏まえながら、リード獲得広告を活用して、自社のマーケティングに生かしていただければ幸いです。

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