Instagramユーザーの9割は何かしらのビジネスやブランドのアカウントをフォローし、そこからインスピレーションを得ています。
そこに目をつけたMeta社は企業がより多くの顧客にリーチできるように、Instagram広告に下記4つの新機能を導入しました。
- リール広告での音楽を最適化
- 新しい広告配信スペース
- マルチアドバタイザー広告
- AR広告
それぞれの機能の特徴とメリットについて確認していきましょう。
リール広告での音楽を最適化
Meta社はInstagramのリールに、高音質の楽曲を無料で追加できる機能(Metaサウンドコレクションのライブラリ楽曲)を取り入れしました。
従来のリール広告では、出稿時に音源の著作権をチェックする工程がありましたが、Metaサウンドコレクションのライブラリ楽曲を利用することで、その工程を大幅削減できるようになります。
また、この機能は広告のコンテンツに基づいて最適な音楽アプリを自動で選択することもできるので、よりコンテンツに力をいれることができるでしょう。
新しい広告配信スペース
さらに多くのユーザーにブランド商品を見つけてもらうために、「検索タブのホーム」と「プロフィールのフィード」に広告が表示されるようになりました。
従来の広告は、検索タブ一覧に投稿されている画像をタップすることで広告を表示する仕組みでしたが、新機能の導入によって投稿段階で広告にリーチしてもらうことができます。
マルチアドバタイザー広告
マルチアドバタイザー広告は、ユーザーの関心が高そうな関連商品をAIの分析と判断によって広告配信するシステムです。
従来は、いいねやコメントのエンゲージを判断材料に配信していましたが、新機能によってショップ機能の関連のデータも広告表示の対象となるので、コンバージョン率の向上に大きな期待ができます。
AR広告
フィードとストーリーズに表示されるAR(拡張現実)広告は、デジタルスペースに欠けている臨場感を提供することができ、企業やブランドの印象を深めることができます。
いかにも広告らしい広告はユーザーに大きな抵抗感を与えますが、AR機能を通した広告であれば遊び心もあり、ユーザーに自然にアプローチすることもできるでしょう。
まとめ
Instagram広告のリーチを伸ばすのに有効となる新機能4つをご紹介させて頂きました。
どの機能も今後の広告運用に大きな影響を与える魅力的なものなので、是非ご活用ください。