以前【Instagram広告】女性向け商材で、Instagram広告とGDNを比較した事例という記事を書かせていただき、若者×女性向け商材の広告配信は『Instagram広告がアツい』ということが分かりました。この比較の後、本案件ではInstagram広告をメインで配信するようになり、以前よりも多くの成果を安定して獲得できるようになりました・・・が、しかし、ここで満足したくない!
さらにより良い配信を目指す中で、「現在Instagramの中でも、若者に大人気であるStoriesに広告を出してみませんか?」という提案をさせてただきました。
なぜ、Storiesなのか!
大人気というのも、現在Storiesは全世界で約3億人が使用しており、デイリーの使用者は2億5000万人ほどいるそうです。実際に私もInstagramをよく利用するのですが、タイムラインにあるフォロワーさんの投稿を遡るよりも、ストーリーをざ~っと見て満足し、Instagramを閉じるということの方が多いです。
今回の案件のターゲットが自分と近いということもあり、ターゲット層のユーザーの目に触れる機会が多いStoriesに広告を表示することで、さらなる成果獲得につながるかもしれないと考えました。
上記から、現状配信を行っていたカルーセル広告に追加してStories広告の配信を行ってみました。
※Stories広告の設定方法等は今回は割愛させていただきます
案件概要
- 商材:レディースファッションのECサイト
- 配信エリア:全国
- 配信媒体:Instagram広告
- 年代:10~20代
- 性別:女性
- 目標:商品の販売数増加
前回の記事と同じ案件となります。レディース向けの衣服を販売しているECサイトで、メンズものは取り扱っていません。
配信内容
配信の設定は下記の通りです。
カルーセル広告
- クリエイティブ:新作アイテムや、人気アイテムを着用したモデルさんの画像(3~5枚)
- ターゲティング:興味関心(ファッション系、「ナイトクラブ」「EDM」などのパーティ好きな若者向け系など)
- 配信面:フィード内
Stories広告
- クリエイティブ:新作アイテムを着用したモデルさんの動画(10秒)
- ターゲティング:興味関心(ファッション系、「ナイトクラブ」「EDM」などのパーティ好きな若者向け系など)
- 配信面:Stories内
ターゲティングの内容は全く同じもので、クリエイティブに使用している商品やモデルさんも、画像と動画で同じテイストのものを使用しています。
あくまで大きな違いは配信面のみで、広告が配信されるのがStories内であるということが成果拡大の期待を持っています。
配信結果
配信結果は通りです。
想定通りではありますが、やはり圧倒的にStories広告の方が数値が良いですね・・・!
せっかく素敵な広告を出稿していても、ユーザの目に入る機会が少なければ元も子もないですよね。ターゲットを見誤ると期待通りの成果には繋がりませんが、今回のような「若い×女性」に対してStories広告は有用だったのではないでしょうか。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回のように、実際にターゲティングしているユーザーの利用シーンをちゃんと捉えた上での配信設定を行うことは大切だなぁと改めて感じました。今後も、運用者として現状の成果に満足せず、どんどん新しい配信にチャレンジしていきたいと思います!
弊社過去記事で、別商材のStories広告の事例もご紹介していますのでせひご覧ください。