マッチタイプとは、自分たちが登録したキーワードとインターネットユーザーが検索したキーワードをどの程度まで一致させるのか、その範囲を決める機能です。
本記事では、マッチタイプとマッチタイプ機能を使用した見直し方法について紹介していきます。
マッチタイプの種類
マッチタイプには、以下の3種類があります。
- 部分一致
- フレーズ一致
- 完全一致
一つずつ説明していきます。
部分一致
部分一致は、入札キーワードの類似語や、関連性のある検索クエリーに対しても広告を表示します。
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フレーズ一致
フレーズ一致は、入札キーワードと同じフレーズが検索クエリーに含まれている場合に広告を表示します。
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完全一致
完全一致は、入札キーワードと検索クエリーが同じ場合に広告を表示します。
部分一致、フレーズ一致、完全一致の順で広告の表示機会が少なくなっていきます。
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完全一致とは?広告運用のプロが設定のメリット・知っておくべきことを解説!
マッチタイプを見直しましょう
広告運用を行う際に完全一致からスタートすると、広告の配信対象が絞られすぎてしまい大きな機会損失となる可能性があります。
運用開始時には部分一致からスタートし、様子を見ることをおすすめします。
※配信状況や予算によっては部分一致ではなく、フレーズ一致や完全一致から始める必要があります。
部分一致が万能であるというわけではありません。
部分一致で運用しているキーワードが、想定以上のユーザーにまで配信され続けていると思われる場合には、フレーズ一致への変更を検討しましょう。
配信対象を絞り込むことで、必要以上のコスト消費を防ぐことができます。
逆も然りで、フレーズ一致で効果が出ていて、自動運用を活用している場合は、同じキーワードで部分一致の追加も有効な施策です。
検索クエリーは毎月変化するため、運用開始時のままの設定を続けていると、配信の枠が広がりすぎる可能性が高まります。
Yahoo!広告の場合、検索クエリーは広告管理ツールの検索広告タブから確認することができます。キーワードを定期的に見直しましょう。
マッチタイプの変更は追加がおすすめ
マッチタイプを変えるときは、変更ではなく新規で追加しましょう。
運用中のキーワードのマッチタイプを変更してしまうと、新しいキーワードが作成されます。それにより既存のキーワードは削除されてしまうため、過去の統計情報を見ることができなくなってしまいます。
対象外キーワードへの登録
広告効果改善の方法として、対象外キーワードへの登録もおすすめです。
対象外キーワードに設定すると、そのキーワードを含む検索クエリーでは広告表示がされなくなります。不必要な広告表示を減らすことができるため、広告効果につながらないキーワードは対象外キーワードに登録しましょう。
まとめ
本記事では、マッチタイプ機能を使用した広告運用の見直しについてご紹介しました。 ぜひ、今後の広告運用にお役立てください。