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【事例紹介】RLSAやリマケを導入した際の効果とは?

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RLSA

今回はRLSA(検索広告向けリマーケティング)・リマーケティング配信を導入したら成果が大幅に向上した案件がございますので、ご紹介させていただきます。

RLSAについては弊社過去記事をご参考ください。

案件概要

案件概要は以下の通りです。

  • 商材:高級マカロンの通販
  • 配信エリア:全国
  • 月額広告費:15万円
  • 平均顧客単価:9,000円
  • CVポイント:購入完了
  • 配信媒体:Google、Yahoo!

配信状況

「マカロン 通販」「おすすめ 高級マカロン」などターゲットユーザーから多くクリックは集まっているものの、そのまま購入に至るユーザーは少なく…。低CPC・低CVRが積み重なりCPAが高騰していました。「マカロン 通販」のようにザ・ターゲット層のクエリでもCVRが低く、キーワード除外ではどうしようもない&多種多様な競合名や競合商品クエリでキーワード除外をすれどすれども永遠にサイト流入がある状況です。
平均顧客単価は下回るCPAでしたが、お客さまからCPAをもっと下げたい!とご依頼を受けたため、下記の施策を行いました。

実施内容

RLSAを導入

検索広告ではRLSAを導入し、サイトに来訪したことのあるユーザーが検索した場合のみ広告表示される配信に切り替えました。

元々、お客さまのサイトはリスティング広告以外からの流入も多いようで、リスティング広告によるサイト流入に依存していませんでした。RLSAモニタリング機能でリマーケティングリスト内のユーザーの成果が良かったため、思い切ってサイトに来訪したことのあるユーザーへの再訴求・刈り取りに注力する配信に切り替えてみることをご提案いたしました。
まずは一回でも来訪したことのあるユーザーへ配信しようということで、CVユーザーも除外はせずに、リスト最大日数の540日で設定しました。

ただ、「プレゼント」「ギフト」などが含まれるクエリに対して表示する、ギフト訴求グループは元々CVRが高く安定した配信が出来ていたので、非来訪者の新規顧客獲得を狙う&配信ボリュームの確保のためにも、RLSAは導入しないで配信を続けました。

リマーケティング配信を開始

サイト来訪者からの反応が良いことからリマーケティング配信もご提案いたしました。自社で出稿されているショッピング広告の成果は好調とのお話を伺い、商材的にも画像映えするため、視覚的に訴求できるディスプレイ広告は効果が高いのではと考えました。過去1ヶ月内にサイトに訪れたユーザーへ配信しましたが、1週間ごとでリストを分けて期間ごとでのユーザーの反応の違いを見れるようにしました。

予算配分

RLSAの導入により、検索広告のボリュームが大幅に減ることが予想できます。今回は、検索広告のご予算をリマーケティング配信に回し、同じ月額予算の中で配信することにしました。

配信結果

上記施策の前後2ヶ月の配信結果は下記の通りです。

検索広告

配信対象を絞ったため全体のボリュームは下がりましたが、合計値を見てみるとCTR・CVRが2倍以上高くなり、確度の高いユーザーに絞って配信出来たことが分かります。RLSAに切り替えたグループは、CPA15,416円だったのが10分の1まで抑えられています。かなりCPA抑制に貢献していますね…!

リマーケティング

驚くことに、検索広告より半分以下のCPAで同等のCV数を獲得することが出来ました。テキスト文のみの広告も配信しておりますが、ほとんどのクリックやCVは画像が入った広告で占められていました。やはり美味しそうでおしゃれな画像で訴求出来たことが効果があったのではと思います。また、お客さまのサイトは先述の通りリスティング広告以外の流入が多いため、リスティング広告以外でサイトに来訪したユーザーへも再訴求出来た強みもありました。

ちなみにCVは1週間以内の来訪者が9割・1週間以上2週間以内の来訪者が1割といった割合でした。2週間以上になるとユーザーの興味が薄れてしまった頃なのか、CVには繋がらなかったです。

 

全体結果

検索広告とリマーケティングを合わせた施策後2ヶ月の配信結果を見てみると、月額予算を変えずにCV数が52件増加し、お客さまのご希望だったCPA抑制は約40%減に成功しました!

まとめ

いかがでしたでしょうか?
RLSA・リマーケティング配信を導入したら成果が大幅UPした事例をご紹介させていただきました。

今回は来訪者のみに配信する方法でRLSAを利用しましたが、その他にも配信対象は変えずに来訪者だけ強化・抑制したり、除外したりと様々な利用方法があるため、まだRLSAを使っていないという方はぜひ導入してみてください。

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