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【Microsoft広告】新しく発表された3つのアップデートについて紹介

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Microsoft広告 アップデート

Microsoft広告は、2024年12月12日にいくつかの機能に関するアップデートを発表しました。

今回は、主な3つのアップデート内容について紹介します。

ぜひ、参考にしてみてください。

UETタグへの同意モード実装

Microsoft広告のUETタグに、個人データの取り扱いに関する新しい同意取得の仕組みが導入されました。

これは、特に欧州地域(EEA加盟国、イギリス、スイス)におけるプライバシー規制への対応として、ユーザーからの明示的な同意を得るためのものです。

次のいずれかの方法を選択することで、適切な同意取得の仕組みを実装できます。

  • UET同意モードの実装
  • 同意シグナルの送信設定
  • GTMでのUETタグの設定

それぞれ解説します。

UET同意モードの実装

ユーザーの同意状況をもとにUETタグの動作を管理できる「UET同意モード」を実装します。

これにより、各訪問者の選択に応じて適切なデータ収集が可能になります。

同意シグナルの送信設定

透明性と同意フレームワーク(TCF2.0)を用いて同意シグナルを送信する方法です。

この場合、直接送信する方法と同意管理プラットフォーム(CMP)を介して送信する方法の2通りがあります。

GTMでのUETタグの設定

Googleタグマネージャー(GTM)でUETタグを設定します。

最新のテンプレートでは、GTMの設定だけで必要な同意取得の仕組みを完成させることが可能です。

これらの設定作業は技術的な知識が必要となるため、開発担当者と協力しながら進めるとよいでしょう。

店舗来店者数測定の一部連携機能停止

Microsoft広告では、店舗来店者数の測定機能について、データ精度の問題が判明したことを受け、下記の2つのサービスの連携を一時的に中断することとなりました。

  • FourSquareと連携した店舗訪問計測システムは12月31日より停止
  • AdSquareが提供する来店者数測定機能は12月1日より停止

これらの停止に伴い、CIDレベルでのデータ収集が一時的に行われなくなり、関連するレポートの生成も停止されます。

ただし、これまでに収集された履歴データは引き続き保管されます。

また、これらの測定値はレポーティングと参考指標としてのみ使用されていたため、広告の自動入札システムへの影響はありません。

代替策として、下記の2つの方法が推奨されています。

  • 実店舗における売上データの直接計測の導入
  • オフラインコンバージョンをはじめとする拡張コンバージョンの測定システムの実装

Google広告のインポート機能強化

以前のアップデートに続き、Google広告からのインポート機能がさらに強化されました。

今回の改善では異なる2つのインポート方式が導入されています。

迅速な広告移行を実現する「クイックインポート」オプションでは、最小限の設定で素早くキャンペーンを展開できます。

シンプルな設定で即座に広告運用を開始したいユーザーに最適です。

また、より細かな制御を可能にする「スマートインポート」オプションでは、インポート時に詳細なカスタマイズができます。

広告設定を細かく調整しながら移行を行いたいユーザーにおすすめです。

まとめ

Microsoft広告 アップデート

Microsoft広告が12月に発表した3つのアップデートについて紹介しました。

今回のアップデートでは、より効果的なデータ管理とキャンペーン運用が図られ、プライバシーへの配慮も強化されている点が特徴です。

ぜひ、今後の広告運用にお役立てください。

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また、2018年7月24日よりGoogle AdWordsはGoogle広告に名称変更されました。それ以前の記事に関してはGoogle AdWordsと表記されておりますのでご了承ください。


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