2026年3月より、Yahoo!検索広告の「検索連動型ショッピング広告(SSA)」で入札戦略「コンバージョン数の最大化」のβ版提供が開始されました。
本記事では、このアップデートの概要と運用上のメリットを解説します。
「コンバージョン数の最大化」β版の概要
入札戦略「コンバージョン数の最大化」は、指定した広告予算を最大限に活用し、可能な限り多くのコンバージョンを獲得することに適した戦略です。
併せて「コンバージョン単価の目標値」も設定できるため、獲得効率を維持しつつコンバージョン数を伸ばす柔軟な運用が可能です。
導入による3つのメリット
SSAに入札戦略「コンバージョン数の最大化」を導入すると、主に次の3つの効果が期待できます。
運用工数の大幅な削減
商品数の多いECサイトでは、商品ごとに入札額を調整するだけでも相当な時間がかかります。
「コンバージョン数の最大化」を設定すれば、デバイス、時間帯、地域など多様なシグナルを基にしたリアルタイム調整が自動化され、運用工数を大きく削減できます。
オークションごとの最適化
機械学習がユーザーの検索意図や過去の行動データを解析し、各オークションに最適な入札額を算出します。
これにより、人手では到達できない精度での入札最適化が可能になります。
獲得機会の損失防止
予算に余裕のあるタイミングや、コンバージョン率が高い時間帯に入札を強化するなど、好機を逃さず効率的にコンバージョンを積み上げられます。
利用方法
入札戦略「コンバージョン数最大化」を利用するには、あらかじめコンバージョン測定の設定をしておく必要があります。
計測したCVデータを「自動入札への利用」に設定すると、そのデータがAIの学習素材として蓄積・活用されます。
新規キャンペーンの作成画面、または既存キャンペーンの設定画面で、入札戦略として「コンバージョン数最大化(β版)」を選択してください。
目標獲得単価がある場合は、併せて「コンバージョン単価の目標値」を入力します。
詳細は、Yahoo!広告 検索広告検索連動型ショッピング広告 コンバージョン数の最大化(コンバージョン単価の目標値)β版提供をご参照ください。
利用における注意点
入札戦略「コンバージョン数最大化」は現在β版として提供されています。
導入にあたっては、次の点に注意しましょう。
- 機械学習を安定させるには、一定期間の十分なコンバージョンデータが必要
- 正式版リリース時には、推奨条件や仕様が変更される可能性がある
まとめ

Yahoo!広告 検索広告(検索連動型ショッピング広告)に入札戦略「コンバージョン数最大化」を導入することは、EC事業者にとって運用の自動化・効率化を進める大きな一歩となります。
まずは一部キャンペーンでテスト導入し、従来の入札手法と比較しながら、自社に最適な運用スタイルを模索していきましょう。