2026年4月、LINEヤフー広告はディスプレイ広告と検索連動型ショッピング広告(SSA)において、計測タグの管理ルールを大幅に改善しました。
本記事では、改善ポイントと広告運用者が確認すべき内容をわかりやすく解説します。
ディスプレイ広告:タグの管理場所が「選択制」に
これまで、広告アカウントを「ビジネスマネージャー」に接続すると、計測タグの管理権限が自動的にビジネスマネージャー側へ移ってしまっていました。
しかし、今回のリリースにより、接続時に「タグの管理をビジネスマネージャーに移管する」、または「従来通り現在の広告管理ツールのままにする」かを、代理店や広告主が自由に選べるようになりました。
それぞれのメリットは以下の通りです。
- 移管するメリット:複数のアカウントでタグを共通利用したい、組織で一括管理したいときに適している
- 移管しないメリット:これまで通りの慣れた画面ですぐにタグの発行や管理をしたいときに適している
検索連動型ショッピング広告(SSA):導入がもっと手軽に
これまで、検索連動型ショッピング広告(SSA)で計測タグを利用するには、「認証済みビジネスマネージャー」との接続が必須でした。
アップデート以降は、ビジネスマネージャーと接続していなくても、計測タグの発行・利用が可能になりました。
これにより、小規模なアカウントや、まだ組織連携の準備が整っていない段階でも、すぐにショッピング広告の成果計測を開始できます。
注意すべき3つのポイント
今回のアップデートでは、以下の3点をチェックしましょう。
一度移管すると「元に戻せない」
リリース日より前にビジネスマネージャーと接続し、すでに管理が移行している場合、計測タグの管理を元の「広告管理ツール」に戻すことはできません。
以前の状態に慣れている運用者は、今の管理体制がどちらになっているか、事前に確認が必要です。
操作には「管理者権限」が必要
計測タグの管理をビジネスマネージャーへ移行できるのは、ビジネスマネージャーの「管理者権限」を持っているユーザーのみです。
現場の担当者に権限がない場合、スムーズに移管作業が行えないため、社内調整を早めに済ませておきましょう。
タグの登録上限に注意
認証済みのビジネスマネージャー側で、すでに計測タグが100個登録されている場合、新たにタグ管理を移管してくることはできません。
大規模な運用を行っている代理店や企業の方は、タグの整理が必要になるケースがあります。
まとめ

今回の仕様変更は、運用の自由度を大きく広げます。
特に検索連動型ショッピング広告(SSA)の導入ハードルが下がったことは、多くの運用者にとって追い風となるでしょう。
最新の仕様を正しく理解し、計測漏れのない精度の高い広告運用を目指していきましょう。