今回はWeb広告を配信する上で、相場感や配信を開始した後の正しい予算の使い方をお伝えします。
弊社では、「売上拡大の一手としてWeb広告を検討しています。」といったお客様の相談を多数受けております。多種多様な業界、業種のお客様からご相談を受ける中で、広告出稿費はいくらぐらいを想定すればいいかがわからない方が多いのは事実です。
また、既に広告費を決めてご相談をされる方もいらっしゃいます。
しかし、お問い合わせ数拡大・売上拡大に満たず、年間で換算すると大規模な広告費の出費になっていた…。となり、途中で諦める方も多くいらっしゃいます。
今回の記事を参考に、適切な設定・適正な予算で運用をし、Web広告で売上拡大を狙っていけるお客様が一人でも増えるよう、ぜひ参考にしてください。
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1.Web広告とは?
Web広告には、検索連動型広告と言われるリスティング広告や、認知配信を目的としたバナー広告などがございます。その他にも、テキスト広告や画像広告、動画広告などがあり、目的に沿った顧客獲得アプローチが可能です。
クリックやお問い合わせ数獲得の指標となるコンバージョン計測をすることで、チラシや看板広告などのアナログ広告では判明しなかったことを、事細かに把握できます。
Web広告の解説はこちら⇩
【認定代理店が解説】Web広告を始める方は必見!種類・メリット・費用・おすすめの媒体を解説。
2.Web広告のメリットとデメリット
Web広告を運用する上で、メリット。デメリットは大きく3つあります。
Web広告のメリット
- 機械学習データをもとにした配信ができて効率的にお問い合わせ獲得が可能
- 成果獲得となってから請求が発生するコンバージョン課金などの選択肢多数
- インターネット広告の需要が増加中で少額予算から配信可能
Web広告は、インターネットを利用する人々の行動や嗜好、データ等を利用した広告配信が可能です。 紙媒体やテレビ広告などの大出費をするものの、数値データを判明できないものではないため、、広告主が費用を抑えながらユーザー層にリーチ獲得ができます。
年々、インターネットを利用するユーザーの中には、オンラインでの購入や登録を行う方が増加中です。既に少額でもWeb広告を配信しない選択肢は事業者様にはないと断言してもよいでしょう。
Web広告のデメリット
- 商材のマーケティングに失敗をしていると広告配信をしても売れない
- 成果拡大に向けたLPを用意する必要がある
- インハウス運用だと出稿までに時間がかかる+情報収集が遅くなる
Web広告のデメリットが、売れない商品は広告費を出しても売れないことです。商材そのものがマーケティングに失敗していると、どんなに広告費を出稿しても成果が伸びないケースも。Web広告=インターネット=無数の人にアプローチというイメージが生まれてしまうため、「電話が鳴り止まないようになる」、「売上が配信初日から拡大する」といった幻想を抱いてしまう事業主様がいらっしゃいます。
また、Web広告を運用していくと、最終的にはLP(配信URL)の訴求内容や動線設計を変更していく必要があります。インハウス運用で行っている事業主様は、広告を出稿する上で細かい仕様等がわからない方も多いのが現状です。また、最新の情報を取得できない故に誤った内容で配信を行い、広告費を垂れ流す…。というケースも少なくありません。
3.Web広告の費用相場はいくらぐらい?
一般的なWeb広告の相場について
大手企業ですと年間数億円を広告費に充てたりするのが当たり前だったりします。中小企業ですと、業界にもよりますが、予算は100万円〜600万円が多いようです。
大手企業とは違って、Google広告やYahoo!広告、最近では今話題のマイクロソフト広告への広告出稿する事業主様もたくさんいらっしゃいます。
弊社のお客様のWeb広告の相場感
弊社のお客様は一般的なWeb広告の相場よりも少ない広告費で出稿することが可能です。20万円未満の広告費からスタートするお客様が多く、売上の成長に合わせて、広告費を上げていく方が大半を締めております。
広告運用の適正予算の決め方はこちら⇩
リスティング広告の費用は安くて効果が出る!目標達成に必要な「予算の決め方」も解説!
4.Web広告でビジネス成長をさせていくには?
Web広告を継続
Web広告はデータの蓄積を行うことで改善点が明確になります。また、広告アカウント内による機械学習データの積み上げにより、どのようなユーザーがCV(お問い合わせ)へと繋がりやすいのかが明確になります。
配信を継続することで、効率よく配信がされるため、CV獲得及びCPA改善へと繋がります。途中でWeb広告そのものを停止すると、過去に積み上げてきたデータを損なうことになるため、よっぽどのことではなければ、配信を継続するようにしましょう。
目標CPAクリア後は増額検討を!
1件当たりのコンバージョン単価が目標値よりも大きく下がっていることであれば、予算増額を検討してみましょう。
予算が突っ込める余地があるかないかは、キーワード単位の検索ボリュームによります。そのため、実際に配信をした結果を見ないとわからない前提にはなりますが、目標CPAを大きくクリアしているということであれば、予算を多めに出して、ビジネスにつながるユーザー獲得を狙っていきましょう。
ビジネスにおいて、CPA抑制がゴールではありません。アカウント内の無駄を徹底して省いた後は、事業拡大フェーズに乗っていきましょう。逆にCPAクリアをしているのに赤字ということであれば、商材の仕入原価や人件費等を見直すべきと言えます。営業マンのアプローチ方法や商品価値などの見直し等を行ってみてください。
Tips:ビジネス成長にはインハウス運用?代理店運用?
リスティング広告を運用する際、インハウス、もしくは代理店運用かで迷われている広告主様も多いはず。
広告代理店に在籍している立ち場からお伝えすると、経費が足りないため外注ができる余裕がないということであればインハウスがおすすめです。しかし、パフォーマンスを引き上げたいということであれば、広告代理店へ相談しましょう。
なぜなら、インハウスのマーケティング担当者よりも、最新情報のキャッチアップができる利点があるため、トレンドに乗った運用ができるのが強みだからです。また、予算管理やキーワードの管理にかかる時間は膨大なものだったりしますよね。
インハウスで行うと、本来やらないといけない業務時間を省けないため、手間をかけたくない、もしくは売上を最大限に上げたいということであれば、広告代理店に依頼するようにしましょう。
今の会社の組織編成等や財務状態から、広告代理店を利用するかどうかを決めてください。
5.まとめ
売上拡大の一手としてWeb広告を検討している方は多いはずです。しかし、広告費はいくらぐらいを出稿すればいいかがわからない方は多数。情報のキャッチアップも大変ですよね。
もちろん、Web広告には、メリットとデメリットがございます。しかし、ビジネスを拡大していくには、Web広告を無視できない存在といえるでしょう。
Web広告における指標の1つ、CPA抑制を継続するのもよいですが、今後、ビジネス拡大を検討しているということであれば、予算増額も前向きに検討してみてもよいでしょう。
弊社ではインハウスサポートだけでなく、広告アカウントを拝見させていただいた中で最適なご提案が可能でございます。現状のパフォーマンスを拡大したいということであれば、ぜひ、お気軽にお問い合わせくださいませ。