3月も残すところあとわずか、関西の桜の開花予想は3/31となっているようです。
最近はぽかぽか陽気に恵まれることもあり早くお花見という名の飲み会がしたい営業部の山方です。
今回は今HOTな話題、写真共有サイトのPinterest(ピンタレスト)についてです。日本時間の3/22に米ニューヨーク証券取引所への上場を米証券当局に申請したとの事!上場承認された場合更にユーザー数が増え、Web担当者さんには目が離せない存在になると思います。利用ユーザーとの親和性が高い業種のWeb担当者さん、法人アカウントの取得をおすすめします。
Pinterest(ピンタレスト)について
ピンタレストとは
ピンタレストとはコルクボードに自分が気に入った写真(「アイデア」と呼んでいます)をペタペタ張り付けていく感覚でアイデアをストックしてくWebサービスのことです。アイデアをアップロードすることも可能ですし、検索機能があるので他のユーザーが登録しているアイデアを自身のボードに張り付けて保存する事も可能です。2010年3月にβ版がスタートしました。
ピンタレストジャパンの公式ページには下記のように紹介されています。
Pinterest は大好きなアイデアを見つけて試すことができるビジュアルな発見エンジンです。有意義で役に立つアイデアをたくさん見つけて、インスピレーションを行動に移せます。
つまりただお気に入りの写真をストックしていくわけではなく、生活に役立つ知恵や工夫などアイデアを見つけ、保存し実生活に生かすメモみたいな役割を持ったツールです。
アイデアの具体例
例えば「日本酒の飲み方、温度一覧表」といった雑学が図や表でわかりやすく解説してあるものや、「iPhoneのケーブルを机に固定する方法」などの知恵・工夫などが紹介されています。もちろん中には何にも役に立たない普通の写真なども散見されますが過去検索したキーワードやピン(保存)した内容によって都度最適化されているようです。また今後ユーザーが増加していくにつれてアルゴリズムが更新されピンタレストの意図する活用がなされるよう改善が進むと思います。
今後の展開
現在のユーザー数
全世界の月間アクティブユーザー数は2億5千万人以上(2018年9月10日発表のリリースより)で全ユーザー数の半数以上が米国以外となっています。ちなみにFacebookは世界でおおよそ20億人の月間アクティブユーザーがいると言われてますのでまだまだ伸びしろがあるようです。
今後の展開
2018年9月10日発表のリリースでは特に新規登録者数の80%以上がアメリカ以外での登録となっており、世界的な広がりを見せてるようです。仮に上場が承認されたら爆発的にユーザー数を増やすためにTVCMなどの展開が予想され、更にユーザー数が伸びそうです。こうなったらFacebook、Instagram、TwitterなどのSNS同様、自社サイトへの流入を増やすために導線確保が必須となりますね。
親和性が高そうな業種
ピンタレストは閲覧しているアイデアに類似した写真をレコメンドする機能があります。したがって比較検討商材やオシャレさ、スタイリッシュさが求められる商材との相性がよさそうです。あくまで一例ですが下記3商材など親和性が高そうです。(あくまで下記は私的ユーザー目線でピンタレストの活用方法を書きます)
住宅関連
夢のマイホームを購入する際は、検討に検討を重ねたいですよね。そんな時ピンタレストがおすすめです。お部屋の内装はもちろん床下収納、キッチン周りの収納などアイデアを求めたいですよね。私は車が大好きなのでガレージハウスなど検索するとつい小一時間ほど閲覧しちゃいます。
結婚式関連
結婚式を行う際にもピンタレストが役に立ちます。自身の理想とする式場の雰囲気を探すのもよし、披露宴で行うプログラムのアイデアや好みのブーケを見つけることもできます。その他ウェルカムボードのアイデアを参考にするのもいいと思います。これもなんだかんだ小一時間見ちゃいますね。
ヘアーサロン
理想の髪型について調べることができます。自分の理想の髪型を美容師さんに見てもらいそのまま切ってもらうのもOKですし、「いや、お客さんの場合こっちのほうが似合うと思いますよ…」とレコメンドから選んでもらうのもよし、「お客さんピンタレストやってるんですね!実は私も使ってるんですよ」と美容師さんとの会話のネタに困っている方もピンタレストをキッカケに会話が弾むこともあるかもしれません。そのためにももっとピンタレストのユーザー数が増えて欲しいです。
まとめ
いかがでしょうか?この度ニューヨーク証券取引所への上場申請を行った事で今まで以上に注目が集まるのは必至です。仮に上場が認められると日本を含むアジア圏でのユーザー獲得が課題となりTVCMによる爆発的なユーザー増加が見込まれます。今からオーガニック投稿を行うことで掲載順位がどのように決まっているかなどアルゴリズムを把握しておくのもいいと思います。GoogleやYahoo!の検索エンジン最適化はもちろんのことピンタレストからの導線確保もやっておくべき検索エンジン最適化施策の1つだと思います。上記のような親和性の高い業種のWeb担当者さん、ぜひアカウント取得をおすすめします。以上、営業部の山方でした。