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言語や地域を「日本」と設定しても海外に広告が出る?【Google AdWords】

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こんにちは。気づけば9月も目前。お盆休みも今は昔。

お盆には海外へいけませんでしたが、10月には行きたいと夢想しているやすとみです。

ということで、海外を絡めた内容の記事となります。

AdWordsでは海外へも配信ができます

ご存知の通り、AdWordsでは海外へも配信することができます。
(Yahoo!スポンサードサーチは日本国内のみへの配信となります)

ディスプレイはもとより、検索連動広告でも、海外に配信できるんですが、初期設定時、ここに落とし穴があります。

新規キャンペーン作成時、以下のように、地域が「日本」、言語が「日本語」と自動的に選択されています。日本国内に限定して配信されるような印象を受けますよね。

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が、その認識、実は誤りです。

要因①言語設定

「日本語って選ばれてるやんけ、なんでやねん」と思われている方もいらっしゃるかと思います。
これは、確かにターゲット言語が「日本語」となっている場合にのみ、広告が配信される設定です。

ただし、国外にいても「日本語」を選択しているユーザーも広告配信の対象となっています。

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詳細はコチラ(AdWordsヘルプページ)

そのため、例えばアメリカやフランスであっても、表示される可能性は十分あり得ます。

要因②地域設定

「でも、地域設定は日本でしょ」と思われる方もいるかと思います。
確かに地域設定は「日本」となっています。

ただし、よくよくターゲット設定を確認すると、「ターゲット地域にいるユーザー、ターゲット地域に関する情報を検索しているユーザー、またはターゲット地域に関心を示しているユーザー」となっています。

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つまり、「日本に関する情報を検索しているユーザー」「日本に関心を示しているユーザー」とは、日本にいるとは限らないわけです。

どんなときに表示される?

それではどんなときに海外に配信されてしまうのか。いくつか例を記載します。

「寿司 出前」

ヴェネチアに仕事で長期滞在中のAさんは、休日どうしてもお寿司が食べたくなり、それでも家から出たくなかったので、お寿司の出前がないかを探していました。

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⇒出前の配達地域ではないため、広告の掲載はムダになってしまう可能性が高いと言えます。

「シドニー 東京 飛行機予約」

シドニーへ留学中のBさんは、お盆シーズンに合わせて日本へ帰りたいと思い、シドニーから東京までの飛行機を予約したいと考えていました。

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⇒航空券の予約は海外にいても利用できるため、価値があるものと考えられます。
(サービスの決済システムにも依存するとは思いますが)

まとめ:海外配信が有効な場合もある

日本国内のみへ配信を実施したい場合は、地域のターゲット設定を「ターゲット地域にいるユーザー」に忘れず変更を行ったほうが良いと思います。

ただ、商材によっては海外に配信されることがプラスに働くこともありますので、商材と照らして考えてみられると良いですね。

次回は、地域設定がより複雑な場合に海外への配信を行いたくないとき、どうすべきか、という内容の記事を書きます。

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ブログ記事の中で広告運用の事例をご紹介することがありますが、実際の事例を一部加工した内容となっておりますのでご留意ください。

また、2018年7月24日よりGoogle AdWordsはGoogle広告に名称変更されました。それ以前の記事に関してはGoogle AdWordsと表記されておりますのでご了承ください。


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