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【Google AdWords】キーワードツールと御見積計算ツールどちらが正確?

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リスティング広告の営業をしていますと、お客様と打ち合わせをする際、決まって聞かれる事があります。「クリック単価は幾らくらいですか?」やはり気になりますよね。こんな時に使うツールとして、Adwordsのキーワードツールや御見積計算ツールがあると思います。しかし両方使った事がある方は分かると思いますが、それぞれ出力結果が違います。そこで、どちらがより実数に近いか簡単に調査してみました。

食品通販系キーワードでテスト

食品系キーワード×通販でそれぞれ出力結果を見てみます。

以下はキーワードツールの結果です。

キーワードツール

以下は御見積計算ツールの結果です。

見積ツール

そして気になる実数値はといいますと。。

(弊社運用A社さま)

平均クリック単価: ¥92

平均掲載順位: 2.1位

となっています。

士業系キーワードでテスト

士業系キーワードでそれぞれ出力結果を見てみます。

以下はキーワードツールの結果です。

キーワードツール

以下は御見積計算ツールの結果です。

見積ツール

こちらは実数値で見ますと。。

(弊社運用B社さま)

平均クリック単価: ¥433

平均掲載順位: 2.4位

となっています。

キーワードツールは高め、御見積計算ツールは安めな傾向

上記のキーワードジャンルはほんの一例ですが、他のキーワードでも調査したところ、おおよそ同じ傾向となっていました。

配信エリアや品質によるブレは勿論発生しますが、キーワードツールは全体的に高めの金額が表示される一方、御見積計算ツールについては、実数値よりもより安い金額で上位に表示されるような結果が出力されています。

キーワードツールの結果だけでシミュレーションを行うと、かなりハードルが高くなってしまいそうです。想定されるCPAが高すぎる金額となり、本来であればもっと安く抑えられる可能性があるのに、リスティング広告を諦めてしまうという事になりかねません。

また、御見積計算ツールの結果だけでシミュレーションを行ってしまうと、安い金額で上位表示ができると思っていたのに、実際はそれより高い金額で入札しても想定より掲載順位が下になってしまうという事も考えられます。

実際の数値を推定するには、キーワードツールよりも安く御見積計算ツールより高い金額で計算すると近い結果が得られそうです。

まとめ

GoogleAdWordsキーワードツールや御見積計算ツールは事前の情報を得る上で、簡単に情報収集できる便利なツールです。

出力結果が全て正しいかというとそうではありませんが、それぞれの特徴を知った上で上手く利用すれば、実数に近い数値を導き出す事が可能です。

シミュレーションを行うにあたり、ベースとなる数値次第では、結果が大きく変わってきてしまいます。

出来る限り実際の数値に近いデータでシミュレーションを行えるように各ツールの特徴を押さえておきましょう。

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ブログ記事の中で広告運用の事例をご紹介することがありますが、実際の事例を一部加工した内容となっておりますのでご留意ください。

また、2018年7月24日よりGoogle AdWordsはGoogle広告に名称変更されました。それ以前の記事に関してはGoogle AdWordsと表記されておりますのでご了承ください。


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