集客やブランディングを目的にTikTok広告を検討する場合、費用の相場がわからなくて困っている方も多いかもしれません。
TikTok広告には種類があり、それぞれ特徴がある上、費用相場も異なります。
この記事では、TikTok広告でかかる費用を広告種類別に解説します。また、運用成功例についてもご紹介していきます!
TikTok広告についてのまとめ記事はコチラ⇩
【2022年最新版】TikTok広告とは?種類・相場・メリットなど徹底解説!
TikTok広告の費用相場はいくら?4種類の広告別に解説
TikTok広告はTikTok上に表示させる広告のことで、TikTokの起動画面や視聴ページなどに出稿が可能です。
配信できる広告には、以下の4種類があります。
- 起動画面広告
- チャレンジ広告
- インフィード広告
- 運用型広告
この中で、起動画面広告、チャレンジ広告、インフィード広告を出稿するには、まずはTikTokの公式サイトへ問い合わせが必要です。
運用型広告の場合は、TikTok For Businessに自身で登録し、広告出稿を行います。
それぞれについて、費用相場も含めて詳しく解説します。
起動画面広告
起動画面広告は、TikTokアプリの起動時に表示される広告です。
起動したユーザー全員に広告を見てもらえる点が大きなメリットといえます。また、広告内にリンクを設置して自社のホームページに誘導も可能です。
費用体系はインプレッション課金型で、現状では1,000impに対して770円ほどとなっており、費用相場は約500~600万円です。
1日に限定された枠しか配信できないため、高額で、枠が確保しづらいといったデメリットがありますが、その分絶大な効果が期待できるでしょう。
短期で多くのユーザーにアプローチしたい場合におすすめです。
チャレンジ広告
チャレンジ広告は、テーマとなる「#」(ハッシュタグ)を企業側が用意し、そのハッシュタグに合わせた動画をユーザーが投稿する「ユーザー参加型」の広告です。
ユーザーが自主的にチャレンジして投稿するスタイルのため、自然拡散やバズる可能性の高い点がメリットです。
また、企業とユーザーとの一体感が生まれやすく、ファンを獲得しやすいといった特徴もあります。
期間契約となっており、費用相場としてはベーシックプランで1,000万円ほどとかなり高額ですが、企業の認知度や好感度が向上する効果が見込めるでしょう。
中長期的に多くのユーザーにアプローチしたい場合におすすめです。
インフィード広告
インフィード広告は、投稿欄の「おすすめ」に表示される広告です。
一般投稿と同様の掲載スタイルとなるため、広告だと気づかれない場合も多く、「いいね」やコメントが得られやすいといった特徴があります。
ユーザーからのダイレクトな反応が確認できるのはもちろん、「シェア」による拡散性もメリットです。
利用プランによって大きく費用が異なりますが、42万円(グロス)からの広告が可能で、費用相場は約50万円です。
50万円ほどの広告費では60万のインプレッションを生み出せるため、コストパフォーマンスの高さが魅力だといえます。
運用型広告
運用型広告は、ユーザーの一般投稿にブレンドする形で表示される広告です。
詳細なターゲティング設定が可能で、広告に合わせていくつかの課金方式から選んで運用することができます。
また、予算設定については、運用型広告は、日予算・通算予算という概念があり、スケジュールとセットで設定します。
課金方式には主に以下の3つがあります。
- 広告をクリックされるごとに料金が発生する「クリック課金型」
- 表示されるごとに料金が発生する「インプレッション課金型」
- 広告動画を設定したラインまで視聴されるごとに料金が発生する「再生課金型」
それぞれにメリット・デメリットがあるので、目的とマッチした適切な選択が必要です。
費用相場は選んだ課金方式によりますが、少額からスタートできるため、初めてTikTok広告を出す場合に検討したい広告だといえるでしょう。
しかし、運用型広告で効果を出すにはプロのテクニックが必要なので、しっかりと代理店に相談して運用をしましょう!
TikTok広告の運用成功事例をご紹介
それでは、TikTok広告を使った運用の成功事例を3つご紹介します。
株式会社ブルボンによる「アルフォート」キャンペーン(起動画面広告)
起動画面広告の成功例として、株式会社ブルボンが配信した「アルフォート」キャンペーンがあります。
このキャンペーンでは、アルフォートのテレビCMで使用されていた動画をアレンジし、TikTokの配信にマッチした縦型の広告で出稿しています。
起動画面での広告によって多くの若年層にリーチできたのはもちろん、クリエイティブを工夫することで最後までスキップせずに視聴したユーザーが大変多かった点もポイントです。
JCOM株式会社による「#もののけついてんね」キャンペーン(チャレンジ広告)
JCOM株式会社が配信した「#もののけついてんね」キャンペーンは、チャレンジ広告の成功例です。
J:COMのキャラクター「ざっくぅ」と一緒に踊っている動画を「もののけついてんね」というハッシュタグを付けて投稿する内容ですが、評価が高かった動画は渋谷のスクランブル交差点のモニターで流されるといった企画でもあったため、若者の間でたくさん拡散されました。
また、インフルエンサーなど影響力の高いユーザーが参加することで、自社の認知度や好感度の向上につながりました。
株式会社I-neによる「イオンフェイシャルブラシ」広告(インフィード広告)
株式会社I-neが提供する「イオンフェイシャルブラシ」の広告は、インフィード広告の成功例の一つです。
TikTokの主なユーザー層である若い女性に向け、イオンフェイシャルブラシの実際に使用している動画を配信しています。
有名TikTokクリエイターを起用し、「おすすめ」に掲載することで関心を持ってもらった点が成功のポイントになったといえるでしょう。
当社のTikTok広告実績について
ここでは当社のTikTok広告実績として、とある飲食店様の事例をご紹介します。
背景
居酒屋を経営されるクライアント様より、新規店舗OPEN時に、メインターゲットである若者向けの配信依頼をいただきました。
- 月額運用のご予算:3.5万円
- 媒体:TikTok広告
ご提案内容
当社では、クライアント様のメインターゲットである若者層が気軽に来店できるように広告設計をいたしました。
クリエイティブ面は、若者向けの店舗内装やメニュー、フレンドリーで気さくなスタッフさんなど「好印象・興味を惹く」という点を意識して制作。
また、月額のご予算に合わせてターゲティングの絞込みを行い、OPEN前の告知と併せて、事前予約獲得につなげるようなご提案をさせていただきました。
広告配信結果
明確に来店者層と想定されるターゲットに対して配信したところ、非常に高いクリック率を保ちながら、成果にもつながりました!
- 実施施策概要:ターゲティングの絞込み
- 単月成果:CTR22%、CV49件を獲得
- 表示回数:272,324
クリック単価の安さにより、表示・クリックをコスト以上に確保できた結果、成果につながった事例です。
まとめ
TikTok広告は、4つの種類によって費用相場が異なります。
自社製品をTikTok広告として打ち出すためには、費用はもちろん広告としての相性も必要です。
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