LINEは、利用割合が81.3%という高い利用率を誇り、毎日利用しているユーザーの割合も86%と非常に高いところが特徴です。
そのため、LINE広告では幅広いユーザーにリーチすることができるのはもちろん、配信メニューの豊富さもメリットとなっています。
大きな効果が期待できるLINE広告ですが、配信を検討する場合、「LINE広告の費用感がわからない」と思っている方も多いかもしれません。
今回は、LINE広告の費用について、弊社での事例も交えながら紹介していきます。
LINE広告についてまとめた記事はこちら!
【2023年最新版】LINE広告とは?LINE広告の特徴やメリットなどを徹底解説!
LINE広告とは
結論、LINE広告とは、みなさんが日常的に使っているLINEの様々な面に出せる広告で、国内の高い利用率と幅広いユーザー層が特徴的です!
LINEはユーザー数が月間で8,900万人を誇り、全体のSNS利用者中81.3%がLINEを利用しているという高い利用率を誇ります。
さらに毎日LINEを使うユーザーの割合は86%と非常に高いのが特徴です。
そんなLINEを活用して、幅広いユーザーに広告を配信できるよう、弊社の事例を交えながら解説をしていきます。
LINE広告の費用相場:少額予算でも利用可能
LINE広告は、オークション形式で表示される広告が決まる「運用型広告」です。
そのため、広告枠の掲載料金が決まっている一般的な広告とは違い、LINE広告には特に決まった費用や利用料金はありません。
例えば、1日の予算が100円で、入札価格が1円といった予算感でもLINE広告の利用ができますが、オークションに勝って広告を表示させるにはある程度の予算が必要です。
過度に低予算での設定ではユーザーに広告が表示されないため、配信目的を明確にして適切な広告費用を検討することが重要になります。
LINE広告の代理店でもある弊社のLINE広告の費用の目安は20万6千円(2022年10月時点)です。
弊社は少額案件に強い代理店ということもあり、この平均金額は比較的少なめとなっています。
また、平均は20万円ですが、数万円からの出稿が多くなっており、最後に書いている事例のように少額の予算でも十分チャレンジ可能です。
参考:【公式】LINE広告の特長とは?配信面や費用、導入事例を総まとめ | LINE for Business
LINE広告の課金形態
LINE広告の広告費は「課金方式」と「入札方式」の配信設定によって決まります。
課金方式は、クリックや表示などの費用が発生するタイミングのことで、入札方式は、広告の表示頻度に関係します。
ここでは、課金方式、入札方式それぞれについて解説します。
課金方式
LINE広告の課金方式は、大きく下記の3つに分けられます。
- クリック課金
- インプレッション課金
- 友だち追加
それぞれについて説明します。
クリック課金
ユーザーが広告をクリックし、リンク先のページに遷移すると課金が発生する仕組みです。
広告が表示されるだけでは費用が発生しないので、ユーザーにアクションを起こしてもらう必要があります。
コンバージョンを重視したい場合に適しているでしょう。
インプレッション課金
ユーザーが見ている画面で広告が完全表示されると料金が発生する仕組みです。
広告が1,000回表示されるごとに課金され、これをCPMと呼んでいます。
より多くのユーザーに広告を見てもらいたい場合に適しています。
友だち追加
LINE公式アカウントの友だちが追加されるごとに課金される仕組みです。
「友だち追加」をしてくれたユーザーは、自社の商品・サービスへの関心が高いといえるでしょう。
成果が出た分だけ課金される「成果報酬型」のため、費用対効果が良くなりやすいところが特徴です。
入札方式
LINE広告の入札方法は、大きく「自動入札」と「手動入札」に分けられます。
広告を配信する対象や得たい効果に応じて適切に使い分けると良いでしょう。
それぞれ解説していきます。
自動入札
事前に設定したイベント単価や予算内で、入札額が自動調整されます。
自動入札の機械学習が進むことによって、手間をかけずに最適な広告配信が可能です。
LINE公式見解では、運用初心者には自動入札が推奨されています。
手動入札
運用状況を踏まえながら、その都度手動で入札額を変更できます。
自動入札に比べて最低入札単価が低くリーズナブルですが、運用の手間がかかります。
確実にコンバージョンを狙いたいときは、高めの入札単価を設定することも可能です。
LINE広告で費用対効果を高める運用のポイント
LINE広告で費用対効果を高めるにはどのような運用をすれば良いでしょうか。
主な3つのポイントを挙げてみます。
- 自動入札の活用
- 友だち追加の活用
- クリエイティブ検証の実施
それぞれについて説明します。
自動入札の活用
上記で挙げた自動入札を導入することで、配信結果に基づいて目標に近づける、といった配信が可能になります。
また、自動で入札調整をしながら配信を行えるため、効率改善や運用工数の削減につながります。
目安として、1つの広告グループに月間40件以上のCVを蓄積してから導入するのが理想です。
友だち追加の活用
最低単価が低い友だち追加を活用すれば、見込み顧客を少ない広告費で獲得することができます。
友だち追加によって獲得したユーザーは、自社に対して興味・関心が高いため、コンバージョンの向上に期待できます。
クリエイティブ検証の実施
クリエイティブ検証を繰り返し行い、CVRやCPAの良いクリエイティブを発掘することも運用のポイントです。
静止画だけでなく、動画やカルーセルなどさまざまなフォーマットで配信すると良いでしょう。
1広告あたり10件以上のCVが蓄積できる本数を上限にするのがおすすめです。
LINE広告で相性のいい商材
LINE広告と相性のいい商材は、「購入ハードルが低い」「ターゲットユーザーが多い」という2つのポイントを満たしていることが重要です。
LINE広告では、ニーズが顕在化していないユーザーを狙うのが基本です。
そのため、しっかり検討して購入する高額な商材は効果が出にくく、購入ハードルが低い商材のほうが効果が出やすいでしょう。
また、LINEは幅広いターゲットに広告を出せるのが強みなので、広いニーズがある商材との相性が良いです。
ターゲットユーザーが少ないニッチな商材はあまりおすすめできません。
弊社のLINE広告の運用事例
ここで、弊社が担当したLINE広告の運用事例をご紹介します。
「コンタクトレンズ販売」の広告で、月額予算は4万円、配信メニューはターゲティングです。
「初回利用の大幅割引クーポンの展開」や「サイト来訪ユーザーの追跡リターゲティング」を主な実施施策とし、まずは1件以上の商品購入を目標に、テストマーケティングからスタートしました。
その結果、人気種類のコンタクトレンズが大きく割引になる映像を展開したことで20.83%と非常に高いCV率につながり、目標を大きく上回る15件の商品購入が獲得できました。
まとめ
今回は、LINE広告の費用について、弊社の事例も入れながら紹介しました。
LINE広告では、少額の費用でも運用が十分可能です。
ただし、広告で成果を上げるには、配信目的を明確にし、課金形態の種類や費用対効果を上げるポイント、相性のいい商材などを検討することが重要です。
弊社では、目標達成に必要な費用をシミュレーションいたします。
LINE広告への配信を検討する際には、ぜひお気軽にお問い合わせください。