多くの企業や店舗で活用されている「公式LINE」。
LINE公式アカウントをうまく活用できれば、商品やサービスを認知してもらえるだけでなく、キャンペーンやセールの告知などにも役立ち、集客アップにも一役買ってくれるでしょう。
LINE公式アカウントには3つの料金プランがありますが、今回は無料版の「コミュニケーションプラン」について解説していきます。
LINE公式アカウントの種類
LINE公式アカウントには
- コミュニケーションプラン
- ライトプラン
- スタンダードプラン
の3種類があります。
3つのうち、今回ご紹介するコミュニケーションプランのみが開設・運用とも無料となっています。
各プランの大きな違いは、毎月送信できるメッセージ通数です。
コミュニケーションプランでは月に200通だけメッセージを送ることができ、使い切ってしまっても追加でメッセージを送ることはできません。
有料プランのうち「スタンダードプラン」だけが、無料分を使い切った後でも追加料金を払えばさらにメッセージを送信できる仕組みになっています。
有料プランについてはこちらの記事で詳しく説明しています。
無料の「コミュニケーションプラン」でできること
LINE公式アカウントのコミュニケーションプランでできる、代表的な機能は以下のものが挙げられます。
機能名 | 説明 |
---|---|
メッセージ配信 | 友だち追加したユーザーに対してメッセージを配信 |
LINEチャット | 企業・店舗とユーザーの1対1でのチャット |
ショップカード | 来店数やお買い上げ金額などに応じてスタンプを付与できるカードを作成・管理 |
クーポン | 商品の購入やサービスの割引クーポンの作成・管理 |
リッチメニュー | トーク画面の下部にメニューとして外部サイトのリンクや画像を表示 |
プロフィール | 営業時間やアクセスなど、必要な情報の掲載 |
ステップ配信 | ユーザーの行動に基づき、サービス利用から一定日数経過後などにメッセージを自動配信 |
応答メッセージ | 友だち追加したユーザーからのメッセージに対する自動返信 |
LINEコール | 友だち追加したユーザーからの音声通話やビデオ通話を受信 |
リサーチ | アンケートを作成してユーザーに配信 |
LINE VOOM | SNSのように動画や写真、テキストをタイムライン上に投稿 ※メッセージ通数に関係なく利用可 |
メンバーシップ | 月額課金しているユーザーに対して、限定のメッセージや特典を配信 |
LINE公式アカウントで業務の効率化にも
さらにLINEの無料プランでは、これまでかかっていたこんな業務のコスト改善にも役立ちます。
- ポスティングや折り込みチラシの配布
- 電話での予約や問い合わせ対応
- ショップカードやスタンプカードの発行
- 紙やデジタルクーポンの発行
- Webサイトの運営
- 運用状況や効果の分析
まとめ
お客様とより密接にコミュニケーションが取れ、さらにチラシやクーポンなど、これまで紙で行っていたサービスもスマホで完結できるのが強みのLINE公式アカウント。
無料プランにするべきか有料プランにするべきか迷ったときは、まずは無料版で開設してみるのがおすすめです。
認知度が上がり友だちが増えてくると、配信するメッセージの数が増えていきますので、いずれは無料プランの上限では足りなくなってくるでしょう。
その段階で有料プランに切り替えればよいので、まずは無料プランで気軽に始めてみてはいかがでしょうか?