2024年1月31日、LINEヤフー株式会社はLINE広告において、LINEトークリストへ動画広告の配信を開始しました。
本記事では、LINEトークリストにおける動画広告配信の概要について解説します。
トークリスト広告とは
まずは、トークリストにおける広告枠を簡単に解説します。
LINEのトークリストとは、アプリの中でLINEのやり取りした相手が一覧で表示される画面です。
トークリスト広告は、LINEのトークリスト最上部の枠に表示される広告です。
LINEユーザーの大多数はこのトーク画面へアクションするため、トークリストに広告を配信することで、ブランディングや認知向上の効果が期待できます。
LINEトークリストの動画広告について
LINEトークリストに、広告フォーマット「動画」が対応され、動画広告をトークリストに掲載できるようになりました。
ユーザーがトークリスト内の動画をタップしたときの挙動は、以下のようなイメージになります。
動画広告の対象フォーマットは下記の通りです。
- 動画Card(16:9)
- 動画Square(1:1)
- 動画(小)
動画広告を配信する際は、広告フォーマット「動画」の広告を作成・編集する画面で、「小さい広告枠への動画配信を有効にする」をオンに設定します。
すでに配信設定済みの動画も同様となります。
広告作成後は、広告作成画面上でプレビューを確認できます。
広告フォーマット「動画(小)」
2024年2月、LINEトークリストに広告フォーマット「動画(小)」が追加されました。
動画(小)の配信面は、次の6種類のキャンペーン目的に対応しています。
- ウェブサイトへのアクセス
- ウェブサイトコンバージョン
- アプリのインストール
- アプリのエンゲージメント
- 動画の再生
- リーチ
広告入稿内容は、下記よりご確認ください。
利用可能なキャンペーン目的 | 広告入稿内容 |
---|---|
ウェブサイトへのアクセス | 動画 |
ウェブサイトコンバージョン | タイトル 最大25文字 |
アプリのインストール | 長いタイトル 最大32文字 |
アプリのエンゲージメント | ボタン |
動画の再生 | 遷移先 |
リーチ | リンク先URL(任意) |
【備考】
※動画(小)の配信実績はパフォーマンスレポートで確認可能です。レポート形式の階層は「広告」、集計方法は「サイズ別」を選択してください。
※9:16のアスペクト比の動画には対応しておりません。
まとめ
LINEトークリストにおける動画広告配信の概要を解説しました。
トークリストの広告枠に動画広告が追加されたことで、LINE広告活用の幅がさらに広がりました。
ブランディングや認知強化を目指す企業は、ぜひ活用してみてください。