Pinteresは、画像や動画を保存してコレクションする、ビジュアル探索プラットフォームです。ユーザーの興味や関心にあわせて、ピンを表示する仕組みになっており、ユーザーは、自分にとって興味のある情報を効率的に見つけることができるため、世界的に人気のSNSとなっています。
そんなPinterestで、ユーザーの興味や関心にあわせた商品をアピールできるのが、Pinterestショッピングアドです。 本記事では、Pinterestショッピングアドの概要について紹介します。
Pinterestショッピングアドとは?
Pinterestショッピングアドは、カタログと呼ばれる商品データベースを登録することで、商品の画像や価格、説明などの情報を自動で広告に反映させることができる広告フォーマットです。
広告入稿にかかる工数を削減でき、ユーザーの興味や関心にあわせて最適な商品をレコメンドできるため、商品点数の多いECショップを運営する方にとくにおすすめのプロモーション手法といえます。
なお、Pinterestショッピングアドを利用するには、ビジネスアカウントが必要です。
広告フォーマットは2種類
Pinterestショッピングアドのフォーマットは以下の2種類です。
- ショッピングアド
- パーソナライズドコレクションアド
ショッピングアド
Pinterestのホーム画面や検索結果、トレンドページなどで表示される「スタンダードピン」と同じように、1枚の画像で表示される広告です。 商品の画像や価格、説明などの詳細を表示できる仕組みで、ユーザーがPinterestで見つけた商品を購入できるようにします。
パーソナライズドコレクションアド
パーソナライズドコレクションアドは、1枚のメイン素材と、それに続く3枚のサブ素材を組み合わせた「コレクションピン」形式で表示されるフォーマットです。
メイン素材は、画像または動画で、ユーザーの興味や関心にあわせて自動で選択されます。サブ素材は、メイン素材と同じカタログから選択されますが、表示順は自動で決定されます。そのため、商品の表示順をコントロールしたり、特定の商品を固定したりすることはできません。
ユーザーが広告をタップすると、メイン素材と、最大24枚までのサブ素材を確認できる仕組みで、サブ素材には、商品の画像や動画、商品名、価格、説明などが表示されます。
ターゲティングオプションについて
Pinterestショッピングアドで利用できるターゲティングオプションは、他のPinterestアドとは異なり、「オーディエンス」「属性」「拡張」の3つとなっています。
ターゲティングオプション | 概要 |
オーディエンス | Webサイトに訪問したことのあるユーザーや、自社のPinterestコンテンツでこれまでに何らかのアクションを取ったことのあるユーザーからオーディエンスを作成する |
属性 | 「性別」「年齢」「場所」「言語」「デバイス」の要素からオーディエンスを絞り込める |
拡張 | 設定した広告の画像やタイトル、説明文をもとに、似ているキーワードとインタレストを検索しているユーザーも自動的に広告のターゲットに設定できる |
まとめ
今回は、Pinterestショッピングアドについて紹介しました。 Pinterestショッピングアドを使用することで、ユーザーの興味や関心にあわせて、商品をターゲティングして広告を配信することができるため、自社の商品の認知拡大や売上アップにも期待できます。
とくに商品点数の多いECショップを運営されている広告主様におすすめの広告配信手法となりますので、ぜひ今後の運用にお役立てください。