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【Facebook広告】ブランドリフト効果をセルフで調査できる!ブランドアンケートについて

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Facebook広告 ブランドアンケート ブランドリフト

Facebook広告運用において商品・サービスの認知度を上げるキャンペーン施策を行った際、効果が判断できないというケースも多いのではないでしょうか。

売上が目的のキャンペーンと比べると、認知度を目的としたキャンペーンは成果を可視化しにくいものですが、こういった場合に有効なのが、「ブランドアンケート」の実施です。

今回は、認知度を重視したマーケティングに役立つブランドアンケートについてご紹介します。

ブランドアンケートとは

ブランドアンケートは、Facebookで実施できる「ブランドリフト調査(ブランドリフトテスト)」の一つで、認知度が目的のキャンペーンを行っている広告主に向けた機能です。

アンケート結果を通じて自社の広告を見たユーザーがどのような行動を起こしたのかが確認でき、キャンペーンが及ぼしたブランド・広告想起への影響力の把握ができます。

それにより、認知施策の効果を検証する際にも役立てることが可能です。

また、ブランドリフト調査は、Meta社に依頼せずにセルフでも行えるのが特徴で、管理画面から通常の広告メニューと同じように実施できます。

参考:ブランドアンケートテストについて | Metaビジネスヘルプセンター

ブランドアンケートの仕組み

ブランドアンケートは、「リフトテスト」を使用した仕組みです。

広告を見たかどうかによってユーザーを2グループに分け、それぞれのパフォーマンスの差を比較するのがリフトテストです。

リフトテストは次のような流れになります。

  1. ターゲット層の一部を無作為に抽出し、広告表示させるテストグループを自動作成する
  2. 広告が表示された「テストグループ」と広告が表示されなかった「コントロールグループ」を対象としてアンケートを行う
  3. ポジティブな反応(商品を購入したか、広告を覚えているかなど)の数や割合を測定する
  4. それぞれの結果の差によって、広告による態度がどう変わったかの効果読み取りを行う

ちなみに、リフトテストには「コンバージョンリフトテスト」と「ブランドリフトテスト」、「テスト」の3種類があり、ブランドリフトテストのテスト方法の一つがブランドアンケートです。

ブランドアンケートで確認可能な3つの指標

ブランドアンケートで確認可能な指標は、次の3つです。

  • ブランドリフト:ブランドアンケートでポジティブな反応を示した人の推定増加数
  • ブランドリフト率:テストグループとコントロールグループでポジティブな反応を示した人の割合を比較した指標
  • ブランドリフト単価 :テストグループにリーチするためにかかった費用でブランドリフトを割った推定獲得の単価

参考:ブランドアンケートテストの結果に応じて戦略を展開する | Metaビジネスヘルプセンター

ブランドリフトレポートの確認方法

ブランドアンケートでは、広告管理画面のテストメニューから次の2つのレポートが確認できます。

  • 結果
  • アンケートの質問

それぞれ解説します。

[結果]セクション

[結果]のセクションでは、ブランドアンケートの質問ごとに「ブランドリフト率」と「ブランドリフト単価」の確認が可能です。

水色のコントロールグループと青色のテストグループの指標が横並びで表示されており、比較しやすいようになっています。

具体的には、コントロールグループよりもテストグループのブランドリフト率が高いほど広告がポジティブな影響を及ぼしていると見ることができ、ユーザーへのブランド認知度が向上したと言えます。

一方、ブランドリフト単価は低いほど、ユーザーへのブランド認知度の効果が高いです。

[アンケートの質問]セクション

[アンケートの質問]のセクションでは、アンケートの質問ごとに年齢・性別に分かれた「ブランドリフト率」の確認ができます。

ここでは、女性向けの商品や20代向けのサービスなど、ターゲットの属性がある程度決まっているものに関しては、年齢・性別ごとの反応が大きく異なる可能性が出てくるでしょう。

まとめ

Facebook広告 ブランドアンケート ブランドリフト

今回は、認知度を重視したマーケティングに役立つブランドアンケートについて概要を紹介しました。

今後の広告運用に、ぜひお役立てください。

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