Instagramには、誰でも広告を出すことができます。しかし、広告入稿には規定が決まっており、その規定を守らなければ広告審査に落ちてしまいます。
本記事では、これからInstagramに広告を出したい方や以前出したものを新しく出し直したい方に向けて、広告の入稿規定を解説しています。 ぜひ参考にしてみてくださいね。
宣伝効果に注目が集まるInstagram広告
Instagram広告の大きな特徴は、誰にでも広告を出稿できることです。また、市場規模は現在も拡大を続けているため、商品等のアプローチに活用している企業が数多くあります。
Instagram広告は、Instagramのフィードに画像や動画の広告が掲載されます。また、年齢や性別、行動などの情報や行動履歴をベースとしたターゲティングも可能です。 そのため、広告運用を的確に行うことによって、自社サイトへの誘導や購入などのアクションを期待できます。
現在、商品やサービスの購入を検討するための手段として、Instagramでの検索や口コミチェックを行うことが当たり前のようになっています。入稿規定をしっかり理解して、ユーザーの購買意欲を後押しできる広告運用を目指しましょう。
Instagram広告の入稿規定(種類別)
Instagram広告は、種類別に入稿規定が決められています。
Instagram広告の種類は、主に以下の通りです。
- 動画広告
- 画像広告
- ストーリーズ広告
- コレクション広告
- カルーセル広告
どの広告も、ファイルの種類とファイルサイズなど共通しているところが多くあります。
しかし、テキスト数やハッシュタグの数などは広告によって異なるケースがあるため、自社が出したい広告の規定は必ずチェックしておきましょう。
動画広告
動画広告は、視覚・聴覚に訴えかけることができる広告です。動画という性質上、画像よりも伝えられる情報量が多いことから、スポーツや旅行など動きがある商品やサービスなどの宣伝をしたいときに効果的です。
ファイルの種類 | GIF、MOV、MP4等 |
ファイルサイズ | 30MB |
アスペクト比 | 1:1または1.91:1 |
動画の長さ | 最大60秒 |
画像広告
画像広告は、画像と文章による広告です。Instagram広告の中でも、手軽かつシンプルに作ることができることが特徴であり、ファッションやアクセサリーなどの「画像一枚」で相手に伝えたいときに適しています。
ファイルの種類 | JPG、PNG |
ファイルサイズ | 30MB |
最小ピクセル数 | 正方形 の場合: 600×600px 横型の場合: 600×315px 縦型の場合: 600×750px |
最大ピクセル数 | 1,936×1,936px(正方形、横型、縦型) |
アスペクト比 | 1:1および4:5~1.91:1 |
テキスト数 | 最大2,200文字 |
ハッシュタグ数 | 最大20個 |
ストーリーズ広告
ストーリーズ広告とは、日常の出来事やイベントなどを動画や画像によってシェアすることができるものです。ユーザーの興味・関心を引きたいときには効果的です。
ファイルの種類(画像/動画) | JPG、PNG/MOV、MP4 |
画像の最大ファイルサイズ | 30MB |
動画の最大ファイルサイズ | 4GB |
最長時間(画像/動画) | 画像:5秒/動画:60秒 |
コレクション広告
コレクション広告は、一つの広告に写真や動画を複数にわたって表示させられるものです。一つの広告に4つまでの画像や動画を表示させられることが特徴であり、アパレルやコスメなど、商品比較をしながらアピールしたいときに向いています。
ファイルの種類(画像/動画) | JPG、PNG/GIF、MOV、MP4 |
アスペクト比 | 1.91:1~1:1 (画像及び動画) |
画像サイズ | 1,080px×1,080px |
カルーセル広告
カルーセル広告とは、写真や動画を複数枚にわたって表示させることができるものです。画面を横にスワイプさせることで2、3枚目と広告を切り替え、画像と動画を組み合わせた広告を展開するときなどに向いています。
ファイルの種類(画像/動画) | JPG、PNG/GIF、MOV、MP4など |
アスペクト比 | 1:1または9:16(画像及び動画) |
画像の最大ファイルサイズ | 30MB |
動画の最大ファイルサイズ | 4GB |
カルーセルカード | 2枚~10枚 |
ハッシュタグ数 | 最大30個 |
まとめ
今回は、Instagram広告の入稿規定について簡単に解説しました。
広告効果が高く誰でも入稿できるInstagram広告ですが、審査落ちしては意味がありません。 費用や時間をかけて広告を作る前に、規定をしっかり確認しておきましょう。